Week2: オンワードスカイラークス戦の見所 (2007年9月13日)

初戦の明治安田戦に快勝し、好調なシーズンインとなったBigBlue。第二節の対戦チームは、昨年のチャンピオンチームである、オンワードスカイラークスです。昨シーズン、Xリーグで初対戦し、序盤はリードしたもののその後逆転され3-14で敗れました。この時は、初戦の鹿島戦に大敗。続く第二節が明治安田との試合で、接戦の末逆転勝利。そして第三節は1勝1敗で迎えた大事な試合でしたが、オンワードスカイラークスの堅い守りに阻まれて得点は最初のFGでの3点のみ。BigBlueディフェンス陣が、前半・後半それぞれ1TDに押さえていただけに悔やまれる試合でした。

オンワードスカイラークスと言えば、先のワールドカップでのQB富澤選手の活躍が記憶に新しいのですが、殆どの選手がオールジャパン級と言って良いほどタレントに恵まれており、日本を代表するチームの一つです。今シーズンの初戦は、ちょうどBigBlueの試合に先立ち今シーズンXリーグに初昇格した富士ゼロックスAFCと対戦しました。富士ゼロックスの最初のプレーでいきなりTDパスを奪われましたが、それ以降は力の差を見せつけて完勝。BigBlueとの試合も、厳しい戦いになることは間違い在りません。

ロースコアーの持久戦か

攻守ともにタレントの揃ったチームですから、大量得点は望めません。昨年同様、ディフェンス陣の踏ん張りがこの試合最大の鍵でしょう。前節の試合でオンワードスカイラークスは35回の攻撃で317ヤードをランで獲得しています。一回あたり9ヤードの獲得になりますから、ランプレーを一回すればほぼファーストダウンを獲得した事になります。この驚異的なランをBigBlueディフェンスとしては何とかして止めたいものです。特に個人記録に注目すると、QB#10小島選手が86ヤードを走りトータルでもロング(61ヤード)でもラッシング記録のトップになっています。一方で、QB#13冨澤選手は、パスでは40ヤードのロングパスを含む110ヤードを投げており、この二人のQBスタイルによってディフェンスのコールも変わってきそうです。

明治安田戦では、早いプレーには的確に対応していたものの、カウンター系の左右に振られるプレーではロングゲインを許していました。ランニングバックに優秀な選手の多いオンワードスカイラークスでは、通常のランプレーでも同じような場面が想像されます。DL/LB陣としては試合の最初から最後まで気が抜けない状態が続くと思いますが、彼らの頑張りでロースコアーの持久戦に持ち込むことが、この試合最大のゲームプランでしょう。

オフェンスの見所

前節のオフェンス最大の収穫は、RB陣の活躍です。特にチームキャプテンとしてチームを率いるRB#39礒谷選手は3TDを含む90ヤードを走り活躍しました。前節以上にマークは厳しくなると思われますが、「39」がフィールドで目立てば、それはBigBlueの勝利が近づく証にもなります。

一方でレシーバー陣は前節やや消化不良を感じます。前節の14回/193ヤード/平均13.8ヤードは十分合格点ではありますが、ここぞという場面での失敗が前回はあったように思われます。#83イアン、#44天谷、#81安田選手が3回ずつレシーブしましたが、今回はそれを最低でももう一回増やしバッシングでの獲得ヤードを底上げしたいものです。当然、DB陣のマークとプレッシャーは前回以上に厳しくなりますが、その分ファンにとってはスリリングなキャッチングシーンが連続するかもしれません。

ディフェンスの見所

前節の試合ではDB陣が活躍し、3インターセプトを含め、明治安田のパス成功率を36%(14/39)に押さえました。この数字が、こんどはどれだけオンワードスカイラークスのレシーバー陣に通じるか、やはり厳しい試合になるだけに興味と期待が膨らみます。このDB-WRのマッチアップを援護するのが、DL/LBのQBに対するプレッシャー。いかにベテランQBといえども、ラッシュしてくる迫力には少し手元も狂うもの。終盤になり、その僅かな狂いが逆転のビッグプレーに繋がるかもしれません。DL#90小山、LB#5野村のセンターラインによる揺さぶりが、ディフェンスラインでの見所の一つになるでしょう。

さらにもう一人、ルーキーながらすでにチームのムードメーカー的役割もしている、LB#30ロッキーのワイルドな動きにも注目です。前後にも左右にも機敏に動く#30は、タックルシーンやQBサックの場所には必ず現れる番号です。この試合の鍵となる、ロースコアー戦に持ち込むためにも、彼の活躍は欠かせません。