パールボウル vs. 富士ゼロックス戦の見所

2009/04/22

今週末から開幕する第33回パールボウル。初日25日の第2試合がBigBlue今シーズン初の公式戦となります。対戦チームの富士ゼロックス・ミ ネルヴァAFCは、2007年にXリーグに昇格以来今年3年目のチーム。この2シーズンは、1点差という接戦の試合もあったものの、Xリーグ上位チームの 厚い壁をまだ破ることが出来ず、今シーズンこそは初勝利をと満を持してシーズンインを迎えるチームです。

もっとも最近の対戦は、昨年春のパールボウル交流戦での試合。1Q、2Qと1TDずつ許したものの、BigBlueも1Q、2Q、それぞれで3TDずつ上げ、59-14と完勝した試合でした。

オフェンスの見所

今シーズン最大の変化は、オフェンスコーディネーターとして田昌光氏を招聘したことです。昨シーズン、オール東京ガスでQBとして活躍した田氏は、 BigBlueとの試合(2008年第二節)でもTDパスを決めるなど長いフットボール経験を生かしたプレーで他チームを翻弄してきました。今シーズン は、オフェンスの責任者としてBigBlueオフェンスの改革に取り組んでいます。チームのバイスキャプテンであるQB岡村選手を中心としたパッシングオ フェンスに変更はありませんが、よりバラエティに富んだオフェンスシステムに成長することを目指して春から取り組んでいます。

ターゲットとなるレシーバー陣では、ロングターゲットの#17小川選手、#3イアン選手(#83から番号変更)が今年も元気ですが、2年目とな る#1岸(#13から番号変更)や#7福井といった若手が今年は活躍しそうです。一方でSB陣では引退者が多く出たためやや不安がありますが、#18高 木、#25徳地(#3から番号変更)のシュアハンドは健在であり、ショートパスからのロングゲインのシーンが今年も期待出来ます。

RB陣では、リーディングランナーだった礒谷選手が引退しましたが、#2片岡選手がRB陣のパートリーダーとなりRBユニットを牽引します。幸いに もOL陣は昨年のメンバーがそのまま残っているため、今年もパワフルなランプレーが期待出来ます。オフェンスコーディネーターが変わり、システムもこれま でとは違ったものが予想されますので、RB陣が活躍する場面が増えることが期待されます。

ディフェンスの見所

ディフェンスも、今シーズンから新たに久保崇氏をディフェンスコーディネーターとして招聘しました。2007年まではオンワードスカイラークス(当 時)でやはりディフェンスコーディネーターを務め、昨年は母校のコーチとして活躍されましたが、今シーズンは再びXリーグに舞台を戻しての活躍が期待され ます。

引退やコーチ専任を含めて10名が抜けてしまった今年のBigBlueディフェンスですが、久保コーチの指導の下新しいシステム作りに取り組んでい ます。特にほとんどのメンバーが残ったDL陣は、昨年以上にパワフルなプレーを試合で実行するべく、例年以上に練習に熱が入っています。今シーズンのチー ムキャプテン、#58松浦選手と、バイスキャプテンの#9阿部選手が、それぞれ前列と後列をまとめる形になり、これまで以上に一体感のあるディフェンスシ ステムを目指しています。

ディフェンス陣の中で注目したいのが、今シーズンから加入したLB#34 Laveai Afa (AJ) Tuitele選手。OL#66 Pat選手と同じオレゴン大学でLBとしてプレーし、学生時代からそのタックリングには折り紙付きの選手。まだ発展途上の今シーズンのBigBlueディ フェンスですが、その中でも見所となるプレーを彼が見せてくれるかもしれません。

試合の見所

ここ数シーズン、後一歩のところでFinal-6に手が届かず悔しい思いを経験してきましたが、その一歩を縮めるためにBigBlueは変わろうと しています。例年、パールボウルの初戦は試合には勝利しても内容に間してはやや消化不良気味で終わっています。今年こそ"Change"するために、 2009年最初の試合にご注目ください。

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