あるOBの呟き- 2025第四節: vs SEKISUIチャレンジャーズ戦
2025/10/17
前節でのオービックシーガルズ(以下、オービック)との対戦に今年は大差で敗れ、今シーズンも苦しいリーグ戦が続くBIG BLUE。第四節の対戦は、昨年と同じく関西へ遠征してSEKISUIチャレンジャーズ(以下、SEKISUI)との対戦です。昨年も同じく第四節で対戦したSEKISUIとは、2014年に初対戦をしてから5連勝中の相手でした。しかし6年振りの対戦となった昨年の試合は、それまでのチームスポンサーが代わりチーム名とともにチーム体制も一新され、更に勢いのあるチームへと変貌。試合は、互いに譲らず接戦の状態が続きましたが、4Qに入り一気に2TDを奪われて初黒星を献上しました。新チームとしての勢いが、最後に勝敗を分けたような内容の試合でした。
SEKISUIは今シーズンも昨シーズンの好調さを維持しており、ここまでの3戦を2勝1敗と勝ち越しています。オフェンスは5年目となるQB#8 Safron選手を中心にパスではWR#1 Knight選手、ランではBIG BLUE OBでもあるRB#27遠藤選手という核が出来ています。ディフェンスでは、特にパスディフェンスが堅く、パスインターセプトをこの3試合で9回記録しており、パッシングオフェンスが鍵となるBIG BLUEオフェンスとしては要注意です。今シーズン好調なBIG BLUEのランオフェンスでまずはリズムを掴み、そこからターゲットとして活躍が目立ち始めたTE#5 Auger選手へ決め手となるパスが通るかが、勝利への鍵となるでしょう。試合開始のキックオフは、やはりBIG BLUE OBでCFLからSEKISUIへ移籍をした、K#4佐藤選手のキックで始まりました。
遠いエンドゾーン

SEKISUI最初の攻撃は、自陣7ヤードからと厳しいスタートですが、QB#8 Safron選手からWR#1 Knight選手へダウン更新のバスが成功。ランとパスで自陣37ヤードまで進むと、更にQB#8 Safron選手のハンドオフフェイクからのQBキープで一気に30ヤード前進して敵陣に入ります。WR80安藤選手へのパスでゴール前8ヤードでファーストダウンを更新すると、今度はSEKISUIがTDを狙います。BIG BLUEディフェンスは、RB#27遠藤選手のダイブを、DL#91松本選手、LB#57寺林選手が3ヤードロスに押さえますが、続くRB#27遠藤選手のランでは7ヤード前進を許してしまいます。しかし3rdダウンでは、オフェンスラインを割って突進したDL#92 Schaffer選手がQBサックで9ヤード後退させると、4thダウンではK#4佐藤選手が30ヤードのフィールドゴール(FG)を蹴り込み、まずはSEKISUIが0-3とリードします。
K#4佐藤選手のキックオフを、ゴールライン上でキャッチしたWR#85鈴木(隆)選手が戻しますが、17ヤードでダウン。ここからのBIG BLUEの攻撃は、RB#21平松選手、RB#15秋元選手とランでダウンを更新すると、今度はTE#5 Auger選手へのパスでダウンを更新して敵陣に入ります。ここからRB#21平松選手が2ヤード進めたところで、試合は2Qに入ります。3rdダウン8ヤードから、QB#2政本選手がスクランブルに出ますが、ダウン更新には1ヤードたらず4thダウン1ヤードが残ります。一度はDL#92 Schaffer選手が入るなどスペシャルプレーが予感されましたが、ノーマルのオフェンスユニットが戻り、4thダウンギャンブルはQB#2政本選手のQBキープ。しかし、フリーでラッシュしてきたDL#91小林選手が素早く反応してダウン更新はならず好守交代となります。自陣41ヤードからと好位置からスタートしたSEKISUIの攻撃は、ホットラインWR#1 Knight選手へのパスでダウンを更新して敵陣に入ると、さらにフリーフリッカーからWR#80安藤選手への22ヤードパスが通り、大きく前進を許します。LB#45酒井選手のロスタックルで1ヤード戻すものの、ホールディングの反則でSEKISUIは敵陣13ヤードでファーストダウンを更新します。WR#1 Knight選手へのパスを、LB#35福田選手選手がタックルしてダウン更新を阻止すると、次のRB#25勅使河原選手のワイルドキャットからのランは、DB#24岸野選手が素早く反応して2ヤードのロスでタックルします。このシリーズも4thダウン4ヤードとなると、K#4佐藤選手が登場。2本目となる24ヤードFGを成功させます。
TDを奪えば逆転可能な点差に抑えた後のBIG BLUEの攻撃は、WR#85鈴木(隆)選手が18ヤード戻し、自陣25ヤードからの攻撃。1stダウンのパス失敗、2ndダウンのWR#14遠藤選手のスイープも1ヤードロスでタックルされますが、3rdダウンではQB#2政本選手がラッシュを受けながら投じたパスを、WR#18井上選手がダイビングキャッチで20ヤード進めます。ここからリズムに乗りたいBIG BLUEですが、フォルススタートの反則が2回続き合計10ヤード交代。1stダウン20ヤードから、TE#5 Auger選手へのパス、RB#28伊丹選手のラン、WR#14遠藤選手へのパスとボールを進めるものの、4thダウンで7ヤード残りここはP#87東選手が登場してパントで攻撃権が移動します。残り2分を切ってからのSEKISUIの攻撃は、残り時間を消費することを考慮してか、QB#8 Safron選手のキープがゲイン無しで終わると、RB#26山田選手が2回続けて走ります。ダウン更新を許さず4thダウン2ヤードとなった所で、BIG BLUEはタイムアウトを取り時計を止め、反撃のチャンスを伺います。P#97福井選手のパントが自陣46ヤードで外に出て、絶好のチャンス。しかし2ndダウンで投じたパスは、DB#37上柴選手がインターセプト。残り3秒をSEKISUIはニーダウンで流して、0-6で前半を折り返します。
ビッグプレーを生かせない

何とか先ずは1本返したいBIG BLUE後半最初の攻撃は、タッチバックで自陣25ヤードから始まります。RB#28伊丹選手のランで6ヤード進みますが、WR#16齋藤選手へのパスは逆に2ヤードのロス。3rdダウンのパスは、ややコントロールが乱れて失敗に終わり、4thダウンパントで好守交代となります。続くSEKISUIの攻撃は、WR#81阿部選手へのショートパスに対して、タックルが甘くRACで26ヤードの前進を許し一気に敵陣に入ります。しかしここから、LB#22中山選手の2ヤードロスタックル、DL#50樋口選手、DL#91松本選手の-8ヤードのQBサックと大きく後退させると、3rdダウンでもDL#50樋口選手がRB#5柳井選手へのパスを5ヤードで阻止。SEKISUIもP#97福井選手のパントで攻撃権が移動します。
自陣4ヤードからと厳しいBIG BLUEの攻撃は、RB#21平松選手のランを続けた後、WR#18井上選手選手へのパスでダウンを更新。RB#28伊丹選手のランで3ヤード進んだ後の2ndダウンでは、しかしホールディングの反則で痛い10ヤードの罰退。2ndダウンで17ヤードとなると、QB#2政本選手はラッシュを避けながら左にロールアウトすると、奧にいたWR#16齋藤選手へジャンピングスロー。しかし、その手前にDB#0 Craig選手が飛び込みインターセプト。一気に好守が入れ替わります。敵陣25ヤードからの攻撃となるSEKISUIは、反則で罰退するもののWR#81阿部選手へのパスが通り、ゴール前10ヤードでファーストダウンを更新します。TDを狙うWR#1 Knight選手へのパスは、素早くDB#33藤田選手がタックルして1ヤードの前進。ここで3Qが終わり試合は最終4Qに入ります。サイドが変わったQB#8 Safron選手最初のプレーは、エンドゾーンへ走り込むWR#3亀山選手へのTDパス。これをマークしていたDB#33藤田選手がインターセプトし、今回もゴールラインディフェンスの勝負に勝ちます。
この流れを何とか得点に繋げたいBIG BLUEオフェンスは、WR#84近江選手、TE#5 Auger選手と続けてパスが成功して敵陣に入ります。RB#21平松選手が4ヤード進めるものの、次のプレーではホールディングの反則で10ヤード罰退。次はRB#28伊丹選手が5ヤード進めますが、次のプレーで再びホールディングの反則で10ヤード罰退となり、3rdダウン21ヤードが残ります。この場面でボールを託されたRB#21平松選手は、ブロックの隙間を抜けてダウンフィールドに抜けると、さらにカットバックで前進し15ヤード戻します。4thダウン6ヤードからダウン更新を狙うQB#2政本選手ですが、外からブリッツを仕掛けたDB#23千葉選手にQBサックを許し、このシリーズも得点チャンスを失います。敵陣47ヤードからのSEKISUIの攻撃は、WR#81阿部選手への17ヤードパスでダウンを更新すると、RB#5柳井選手もダウン更新のランで、ゴール前13ヤードでファーストダウンを更新します。しかしここからディフェンスも粘りを見せ、LB#57寺林選手、DL#50樋口選手、LB#17茂木選手とダウン更新を許さず、4thダウン3ヤードが残ります。ここで三度K#4佐藤選手が登場すると、23ヤードFGを蹴り込み、得点を0-15と更に広げます。まずは1本返したいBIG BLUEは、TE#5 Auger選手へ31ヤードパスが通り敵陣に入ると、今度はRB#28伊丹選手へのパスが続けて成功し、敵陣24ヤードまで進みます。2ndダウン4ヤードからQB#2政本選手はエンドゾーンを狙いますが、ここでSEKISUIのディフェンスも厳しく、3回のパスは失敗。残り2分を切ったところで攻撃権がSEKISUIに移ると、ランプレーで時間を消費し0-15で試合終了となりました。
僅かな違いが大きな結果に
チーム状態としては、前回のオービック戦よりも良かったと感じますが、どうしてもあと一歩半歩足りない部分があり、それが最後の詰めを阻んでいるような印象の試合でした。この試合、チームとして無得点に終わりましたが、これは2010年の第一節、鹿島ディアーズ(当時)に0-28で敗れて以来15年振りの無得点試合になります。相手ディフェンスが勝っていた事は事実ですが、オフェンスシリーズの中にはテンポ良くボールを進める場面も多く見られたものの、何故か途中で躓くような、あるいは知らないうちにボタンを掛け違ってしまったような、そんな印象のオフェンスでした。ランではRB#21平松選手が、パスレシーブではTE#5 Auger選手が両チームトップの記録を残しているように、個々の選手の力では負けていません。それをどの様にまとめ上げて一つの大きなベクトルにするのか、次のレベルへの成長が問われているような試合だったと感じます。
ディフェンスは、レッドゾーンに進まれてからの粘りでTDを阻止してFGに押さえた内容は評価されて良いと思います。パスインターセプトからのターンオーバーや、4thダウンギャンブル失敗からの好守交代等、決して有利な条件からのスタートでは無い場合もあり、厳しいプレーが続いたと思います。そんな中でも、DL#92 Schaffer選手、DL#50樋口選手、DL#91松本選手ら若手選手のQBサックや、LB#17茂木選手、LB#57寺林選手、LB#22中山選手等ベテラン勢も好タックルでディフェンスを支えたと言って良いでしょう。課題は、タックルミスや左右へのボールを回す遅いプレーにもしっかりと対応出来る、確実堅実なプレーとコンビネーションが生まれれば、更にディフェンスの厚みが増すと感じます。オフェンス、ディフェンス共に、厳しい状況ながらも復活への糸口は見えていると思うので、後はそれを如何に手繰り寄せて確実にするかだけだと思います。
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