2025 RBT QF: パナソニックインパルス戦の見所

2025/11/16

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リーグ戦最終戦での富士フイルム海老名Minerva AFC(以下、富士フイルム海老名)との接戦を制して、ライスボウルトーナメント最後の椅子に滑り込んだBIG BLUE。リーグ戦8位の成績のため、準々決勝の対戦相手は全勝でリーグ戦を勝ち抜いたパナソニックインパルス(以下、パナソニック)との対戦になります。パナソニックとの直近の対戦は、2年前のライスボウルトーナメント準決勝で、この時は3Q終了時点で1TD差に追い上げる接戦を見せました。しかし4Qに入ると続けざまにTDを奪われ、23-47の大差での敗戦となりました。その前の2021年の対戦(ライスボウルトーナメント準々決勝)では、最後に逆転のTDを許して敗戦しましたが、31-38と惜敗。2017年2018年のJapan X Bowl準決勝ではいずれも勝利しているだけに、今シーズンは何とか勝利を勝ち取りたい相手です。

パナソニックは、昨シーズン富士通フロンティアーズとのライスボウル決勝で勝利し、9シーズン振りにXリーグチャンピオンに返り咲きました。今シーズンも昨年以上に強力な好守を誇り、全勝でリーグ戦を勝ち抜いています。オフェンスはQB#12荒木選手を中心に、ランで押しきる試合、パスを絡めた試合、と幅の広さが特徴です。ディフェンスでは、その堅牢な装甲のようなフロントラインでまずは相手のランを止めて攻撃の幅を狭めた上で、確実にダウン更新を止めていく厚みのある守備が健在です。
 

オフェンスの見所

富士フイルム海老名との試合で、形が見えてきたBIG BLUEオフェンス。特にRB#21平松選手が本来の走りを取り戻しつつあり、2TDを奪った鋭く切れ込む突進力はこの試合でも大いに期待が掛かります。もう一人のRB#28伊丹選手も調子を取り戻しつつあり、先ずはこの二人のランプレーをベースにオフェンスの組み立てが進むと思われます。厚い守備陣を誇るパナソニックディフェンスに対して、先ずはスクリメージラインを通すOL陣の役割は、これまで以上に重要になります。その僅かなタイミングを見計らって鋭く切れ込むダイブプレーがどれだけ出せるかが、この試合でのランオフェンスの鍵になるでしょう。これまで以上にロングゲインは難しいと思われますが、3回で10ヤード進むという基本のリズムを崩すことなく維持出来るか注目されます。

パスオフェンスは、前節の試合のように素早いパスをリズム良く続けて確実にダウン更新をしながら前進するシリーズを、この試合でも再現したいところです。TE#5 Auger選手もBIG BLUEのオフェンスにかなり馴染み、ここぞという場面でのパスレシーブや、そこからのランアフターキャッチ(RAC)でTDを奪うプレーは、この試合でも大きな見所になります。また、若手のWR#18井上選手がここ最近の試合ではキープレーヤーとして活躍が目立っており、この二人のレシーバーの活躍には注目です。ただし、試合に勝利するためには、一気にエンドゾーンを狙えるプレーも必要で、その場面ではWR#84近江選手やWR#85鈴木(隆)選手らベテラン勢のビッグプレーに注目です。

また、可能な限り好ポジションからオフェンスを開始するためにも、キッキングゲームはこれまで以上に重要です。キックオフリターンでは、WR#85鈴木(隆)選手の活躍が期待されますが、パントリターンやパントカバーもこの試合ではこれまで以上に重要なプレーになります。好RBがリターナーとして揃うパナソニックに対して、既に加速したリターナーを止めることは通常のランプレー阻止よりも難しくなります。いかに素早くカバーチームがリターナーに迫り、スピードに乗る前に止めることが出来るか、キッキングゲームの重要性はこれまで以上であり、見所も多いプレーになるでしょう。
 

ディフェンスの見所

前回も苦しめられた、RB#42立川選手、RB#28藤本選手、RB#5ミッチェル選手等、実力有る選手が揃っており、BIG BLUEディフェンスとしてはまずは相手のランオフエンスをどの様に止めるかが重要になります。富士フイルム海老名との試合でも、一気にTDを奪われたようなカウンター系のプレーに関しては、当然今回も織り込んでくると思われるので、DL/LBの連係プレーをこの2週間の間にどれだけ密にすることが出来たか注目されます。DL#92 Schaffer選手のパワーに対して、出来るだけ相手OLをそこに集めることで、スクリメージラインに生まれるであろう隙間を、相手に利用されること無くこちらが活用出来るような難しいゲームプランが予想されます。

素早いプレーに対しての反応はこれまで同様かなり対応出来ると思われる反面、緩急を付けたプレーに対してはリーグ戦でも課題を感じられただけに、いかに相手に惑わされずに自分の責任範囲を守り切れるか、特にLB陣の活躍が注目されます。そのLB陣では、4thダウンギャンブルやエンドゾーン手前の厳しい状況でも、相手のプレーを押し込むシリーズも多く見られました。LB#57寺林選手、LB#45酒井選手、LB#17茂木選手らの活躍だけでなく、LB陣全員がどの場面でも同じレベルのプレーを見せてくれることが、ディフェンス戦で勝利する絶対条件です。相手ボールキャリアーのどの選手もファーストタックルで確実に止めることは難しいと思われ、どれだけ素早く集まり対応出来るか、機動力が試される試合になるでしょう。

パスディフェンスに関しては、前節もDB陣のカバーミスと思われるプレーも散見されており、ここはしっかり修正が必要でしょう。また、パナソニックオフェンスは実力者揃いという事もあるかと思いますが、特定のレシーバーに集まることなく、パスターゲットを上手く散らして通す力もあるため、それを上まわるパスカバレッジを提供する事が出来るか、DB陣としてはかなり難しく厳しい試合になるでしょう。ただし前節の試合では、ミドルレンジでのマッチアップはかなり成功していたように見えます。好レシーバー相手に難しい仕事とは思いますが、DB陣のパスカバレッジの成否が、試合の行方を決める一番の要素と言えるかもしれません。
 

試合の見所

過去にはトーナメントでの勝利経験もある相手ですが、ここ最近の対戦では点差が広がる内容で敗戦が続いています。ただし、決して太刀打ちできない内容でもなく、課題は終盤4Qに入ってからどれだけ粘りを見せて試合の流れを相手に渡さず逆に取り返すことが出来るかと言えます。遠征試合であり、慣れないスタジアムでの試合という不利な要素はありますが、フィールドで行うプレーに違いは無いわけで、焦りや油断することなく最初から最後まで自分達のプレー、自分達の試合を実行することが出来るかが、勝負の分かれ目になるでしょう。そう言う意味では、前節最後のオフェンス、ディフェンスシリーズは良い経験になったと思います。

残り2分を切った状態でも、オフェンスは焦らずラン・パスを組み立てて逆転すれば、ディフェンスも自らの反則でサヨナラ負けも覚悟する状況になりながらも、しっかりとエンドゾーンを守り抜き、最後は積極果敢なプレーでQBサックを奪い試合に終止符を打ちました。対戦相手も異なりますし、試合の動きも異なりますが、チームとしてやるべき事、共有するべき事は、あの最後の1分35秒に凝縮されていたように感じます。その密度をさらに上げて、それを最初から最後まで継続することが出来れば、必ず結果は付いてくるはずです。そんな試合になる事を期待したいと思います。

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