負けられない大一番、OBICとの第三節の試合は、BigBlue K#8小田倉のキックオフで始まった。

第1Qは、BigBlueオフェンスがややスロースタートとなる中、BigBlueディフェンスが踏ん張る。OBICにゴール前8ヤードまで攻め込まれるが、まずはこれをFGに押さえて最少失点にする。次のシリーズでもゴール前12ヤードまで攻め込まれるものの、この攻撃を凌ぎ再びFGの3点に押さえる。1Qは0-6とリードを許して終わるが、ここからBigBlueの反撃が始まる。

2QはBigBlueのオフェンスシリーズとともにスタート。QB#3 CraftからTE#40 Stantonへのパスでダウンを更新すると、WR#89円谷へ20ヤードのロングパスが通り一気にレッドゾーンへ。ここからパスで、#40 Stanton、WR#80瀧と繋ぐと、最後はWR#17小川へ13ヤードの逆転TDパスが通る。しかしOBICも直ぐに49ヤードのTDパスで逆転。ところがBigBlueもWR#81栗原や22ヤードのTDパスが成功し再び逆転する。この直後のK#8小田倉のキックはオンサイドキックを蹴ると、転がるボールの奪い合いの中、ルーキーWR#18伊東がリカバー。再びチャンスを掴むと、TE#40 Stantonへ18ヤードのTDパスが成功し、21-13と点差を広げる。

OBICは、2Q残り5分からロングパスが通りゴール前6ヤードでファーストダウンを獲得すると、BigBlueの反則もありゴール前1ヤードでファーストダウン。ここからOBIC QB#15龍村が飛び込みTDを奪う。さらに、TFPでは2点を狙いプレーを選択。このプレーが成功し、21-21と同点になり前半を折り返す。

3QはBigBlueのオフェンスから。WR#17小川へのパスとRB#10末吉のランでゴール前20ヤードまで進むものの、ここからのパスが失敗し4thダウン。K#8小田倉が37ヤードのFGを成功させ後半最初のリードを奪う。しかし直ぐにOBICは68ヤードのロングパスを決めて、再び24-28と逆転。しかしBigBlueも意気消沈すること無く、直ぐにWR#17小川へ13ヤードのTDパスを通して、31-28と再逆転する。さらに続くOBICの攻撃は、DB#20矢部がパスをインターセプトし、相手の攻撃を絶つ。この直後のBigBlueのオフェンスシリーズは、4thダウンインチとなり、ギャンブルを選択。RB#10末吉が中央に飛び込むものの、これをOBIC DL#11 Jacksonが止めて失敗してしまう。さらにOBICはこの直後のプレーで49ヤードのTDパスを奪い、一気に31-35と試合をひっくり返す。

しかしBigBlueのオフェンスも負けていない。RB#10末吉が、ランとパスでレッドゾーンまでボールを運ぶと、最後はTE#40 Stantonへこの日2本目の10ヤードTDパスが成功し、試合は再び38-35とBigBlueがリードを奪う。

4Q最初のBigBlueオフェンスシリーズは、反則での後退が響きエンドゾーンには届かず、K#8小田倉が47ヤードのこの日2本目のFGを成功させ41-35とさらに点差を広げる。しかしOBICも、BigBlueの反則で前進すると、TDパスを成功させ41-42とリードを奪う。まだ5分余り試合時間は残っていたが、ここでQB#3 Craftのパスがインターセプトされ攻撃権がOBICへ移動。OBICは、ダウンを更新しながら時間を消費し、最後はニーダウンを二回続けてタイムアップとなった。