Pearl Bowl XL: vs オービックシーガルズ
三年連続パールボウル決勝進出を果たしたBigBlue、その対戦相手は昨年と同じくオービックシーガルズ(以下、オービック)との対戦となった。

まずはBigBlueの攻撃から試合は始まる。先発したQB#2政本は、WR#85鈴木、#81栗原へのパスに自らのキープも絡めて敵陣に入るが、ゴール前41ヤードで4thダウン9ヤード。ここでK#11佐藤が登場し、59ヤードのFGを狙う。しかし、距離が足らずに最初の得点機会は失敗で終わる。続くオービックの攻撃は、話題のQB#3ハワードが登場。WR#84西村のジェットスイープでダウンを更新すると、QBスクランブルでさらに前進。ゴール前1ヤード迄迫ると、最後はRB#43望月が右オフタックルを突いて先制TDを奪う。続くBigBlueの攻撃は、敵陣30ヤードまで進むも、4thダウン残り1ヤード。ここでBigBlueはギャンブルを選択し、右サイドのTE#40スタントンへパスを投じるが、これをカットされて失敗。変わってオーピック最初のプレーで、QB#3ハワードがスクランブルに出ながら投じたパスが不正なフォワードパスで失敗。ここから試合は2Qに入る。

LB#5コグランの好タックルで4thダウンパントに押さえて、次のBigBlueの攻撃。QB#2政本から、TE#40スタントン、RB#37伊藤、WR#81栗原と連続してパスが成功。QB#2政本のキープの後、QBは#3クラフトに交替するが、ここでスクリメージを割って侵入したDL#23ビーティーJr.にQBサックを受けてパントで交替。なかなか得点に結びつかない。一方のオービックは、QB#3ハワードのパスが好調で、WR#7池井へのパスでレッドゾーンに迫ると、ぎりぎりの所に投じられたリードパスをWR#18木下がキャッチしてTD。0-14と点差がさらに広がる。

何とか追いつきたいBigBlueだが、QB#3クラフトのシリーズは、最初のパスをWR#82白根がキャッチして敵陣に一気に進むが、その後のパスが通らず4thダウンパント。K#11佐藤のパントキックは、ゴール前7ヤードまで飛び攻撃権が移動する。その次のプレー、大きくエンドゾーンまでドロップバックしたQB#3ハワード目がけて、中央を突破してきたDL#92トゥアウが突進しタックル。セーフティとなり、BigBlueの反撃が始まる。オービックのキックオフの後、BigBlueの攻撃は、QB#3クラフトからWR#16梶川へのパスで50ヤードまで前進。3rdダウンロングとなり、ダウン更新のパスがTE#40スタントンに投じられるが、これをDB#1砂川が手前に入りインターセプト。攻撃権を奪われる。

オービックはゴール前25ヤードまで進むが、ディフェンスの好守備もあり、4thダウン残り5ヤード。ここで42ヤードFGを蹴るが、DL#92トゥアウがブロック。しかし喜びも束の間、このラッシュがスナッパーに接触して反則を取られて、オービックのゴール前12ヤードからファーストダウンの攻撃に変わる。右からのDL#92トゥアウのラッシュを避けながら、そのままスクランブルに出たQB#3ハワード。エンドゾーン手前でDB#14中山のタックルをかわしたところに、DB#1中谷がタックルすると同時にボールを奪い、ターンオーバーを奪う。この後時計をプレーで流して前半が終わる。

3Qはオービックの攻撃から。後半はランプレーが止められず、RB#32原、RB#43望月、RB#29李とロングゲインを許す。最後はWR#85ハフへ10ヤードTDパスが成功し、2-21と点差が広がる。BigBlueの攻撃が4thダウンパントで終了すると、オービックはQBを#6菅原に交替。DB#1中谷がQBサックで10ヤードロスさせるが、WR#85ハフへ31ヤードのパスが成功しレッドゾーンに入ると、最後はRB#29李がタックルを受けながらもエンドゾーン左隅にボールを押し込みTD。2-28とさらに点差が広がる。

続くキックオフでは、ボールをキャッチしたWR#18上廣が、巧みにブロッカーを利用してエンドゾーンまで運ぶ。しかし、背後からのブロックの反則でTDは消え、自陣31ヤードからのBigBlueの攻撃は、再びQB#2政本が登場。WR#83中村へのパスでダウンを更新、さらに自らボールを進めたところで、試合は4Qに入る。4thダウン残り1ヤードから始まる4Qは、QB#2政本が自ら飛び込みダウン更新。ここでQBは#3クラフトに交替。厳しいマークにパス失敗が続き、4thダウン4ヤードのギャンブルもQBサックを受けて交替となる。

オービックは時間消費も考え、ランプレーに集中。DB#25寺中、LB#35高橋、DL#95樫本、DL#96植村と好タックルを見せるものの、じりじりと前進を許し、ゴール前31ヤードで4thダウン6ヤードとなる。ここでオービックはK#49星野が登場し、48ヤードのFGを狙う。キックは一旦は成功したものの、プレー中の反則、さらにはプレー後の反則をオービックが犯し大きく30ヤードの罰退。パントに切り替えて攻撃権が移動する。

自陣29ヤードからのBigBlueの攻撃は、WR#82白根、WR#84近江へのパスで敵陣に入ると、再びWR#82白根へのパスでゴール前6ヤードでファーストダウンを更新する。QB#3クラフトがスナップをジャッグルし18ヤードまで交替するが、逆にオービックの反則でゴール前9ヤードでファーストダウンを再び獲得する。2ndダウン残り9ヤードのプレーは、ゴールラインぎりぎりを狙ったTE#40スタントンへのパス。しかしこれを弾いてしまい、浮いたボールをLB#28中西がインターセプト。次のオービックの攻撃で時間が消費され、2-28で試合終了となった。