シーズン最終戦となる第七節、東京ガスクリエイターズ(以下、東京ガス)との対戦は、東京ガスK#19関根のキックオフで始まった。自陣23ヤードからのBigBlueの攻撃は、RB#4鈴木のランでダウンを更新すると、QB#3クラフトからテンポ良くパスが続き敵陣に入り、最後はフリーになったWR#82白根が44ヤードのTDレシーブで先制する。

続く東京ガスの攻撃は、ゴール前35ヤードまで攻め込まむものの、4thダウン6ヤードが残る。東京ガスはここでギャンブルを選択するが、TD狙いのパスは外に出て失敗。この後、互いにパントを交換して再びBigBlueの攻撃。WR#80河村が25ヤードレシーブでゴール前4ヤードまで前進。しかし4thダウン1ヤードが残る。ここでQB#3クラフトは、ギャンブルを選択。左コーナーのWR#84近江へTDパスを通し追加点を奪う。

次のBigBlueの攻撃を、東京ガスDB#4清水がインターセプトで奪うと、最後はRB#27ホワイトが飛び込みTDを奪い、14-7と点差が縮まる。次のBigBlueの攻撃では、トリックプレーも交えてエンドゾーンを狙うが届かず、K#11佐藤が43ヤードFGで3点を追加。2Q残り40秒からの東京ガスの攻撃は、ダウン更新はならず、4thダウンのパントキックをLB#5コグランがキャッチすると、直ぐさまサイドラインへ出て、敵陣31ヤード残り3秒で時計を止める。所が、リターン中に反則があり、ボールは10ヤード下がり敵陣41ヤードに。しかしここからK#11佐藤は58ヤードの日本タイ記録のFGトライに挑戦。東京ガスが残りタイムアウトを消化し神経戦に持ち込むが、K#11佐藤は落ち着いてボールをキック。ボールは、ゴールポスト右隅に飛び込み、58ヤードの日本タイ記録達成とともに前半を折り返す。

後半3Qは、ルーキーK#19佐藤(太)のキックオフで再開。東京ガスは、QB#6ウーズィーがパス中心に組み立て前進し、ゴール前14ヤード、3rdダウン残り2ヤードとなる。次のプレーをLB#57寺林が4ヤードロスタックルするが、東京ガスは4thダウンギャンブルを選択。ラッシュを受けて、QB#6ウーズィーは右に流れながらエンドゾーンのWR#14加藤にパスを投ずるも、これをLB#22中山がカットして失敗。ディフェンスが勝負に勝つ。

続くBigBlueのパントの後、東京ガスは再びゴール前28ヤードまで攻め込むものの4thダウン。今度はK#19関根が45ヤードFGを狙うが、これが左にそれて失敗。しかし、続くBigBlueの攻撃ではQB#3クラフトのパスを、LB#12安田がインターセプトし、東京ガスが敵陣42ヤードからの攻撃権を直ぐさま奪う。

DL#44福岡のQBサックで、4thダウン12ヤードとなると、東京ガスはパント隊形に。しかしK#19関根はトリックプレーで、ダウンフィールドに出たLB#47俣野へパス。これをキャッチするものの、DB#30宮本が素早く反応すると、ダウン更新を許さずタックル。攻撃権がBigBlueへ移動する。

試合は4Qに入り、BigBlueは4thパントで交替。東京ガスも、DL#92トゥアウ、LB#6大滝の好プレーに阻まれ、4thダウンパントで終わる。BigBlueは、TE#40スタントンへのパスでゴール前1ヤードまで進むと、RB#47山中が最後は飛び込みTD。続く東京ガスのパントの後のBigBlueの攻撃は、左サイドライ際をDBと絡みながら駆け上がるWR#84近江へパスが投じられると、左手でワンハンドキャッチをし、そのまま63ヤードのTDレシーブとなる。

4Q中盤から、東京ガスはQBをQB#2中本に交替しリズムを代えようとするが、ディフェンスの厳しいラッシュに苦しみ、4thダウンギャンブルも失敗。続く50ヤードからのBigBlueの攻撃では、TEの#18小川、#40スタントン、#84細谷をくさび上に並べ、その後ろからRB#28伊藤が走り込む、パワープレーで抜けると、47ヤードを独走してTDを奪う。その後、東京ガスの攻撃中にタイムアップとなり、48-7でシーズン最終戦を締めくくった。