第四節富士通フロンティアーズ(以下、富士通)との対戦は、BIG BLUE K#16福岡のキックオフで始まった。富士通先発QBのQB#18高木は、WR#85松井へのパスで一気に敵陣に入ると、RB#2ニクソンのランで前進し、最後はWR#4グラントへのTDパスで先制する。続くBIG BLUEのオープニングドライブが4thダウンパントで交代すると、今度はWR#4グラントへのパスで一気に敵陣に入り、今度はRB#2ニクソンが飛び込みTDを奪う。次のシリーズもBIG BLUEはパントで終わるが、富士通はWR#4グラントへ2本目のTDパスが通り0-21と1Qで大きくリードを奪う。

2Qに入ると、LB#49中野のQBサックで交代した富士通は、K#5納所が50ヤードフィールドゴール(FG)を狙うが、これは失敗。続くBIG BLUEの攻撃は、WR#85鈴木がタックルを受けてファンブルすると富士通DL#99高橋がリカバー。このピンチに、しかしディフェンスが踏ん張り4thダウンパントで攻撃権が移動する。自陣奥からの攻撃となったが、QB#2政本から左オープンのWR#8スミスにパスが通ると、ここから個人技で相手ディフェンスを交わし、72ヤードTDレシーブとなる。

さらに次の富士通のファーストプレーでは、RB#2ニクソンのダイブにDL#9植村がタックルしボールを叩き出すと、これをDL#90定方がリカバー。直ぐさま攻撃権を奪い返す。敵陣23ヤードからの絶好のポジションだったが、ディフェンスの壁も厚く攻めきれず、K#19丸山が40ヤードのFGを蹴り込み10-21とする。しかし、その直後のプレーでは、RB#2ニクソンが右オープンを駆け抜けて1プレーで65ヤードTDを直ぐさま返されてしまう。この後パントの交換が続くが、2Qも終盤QB#18高木からWR#9宜本へのTDパスが通り、10-42と点差を広げられて前半が終了する。

3QはBIG BLUEの攻撃から再開。TE#40スタントンへのパスでダウンを更新した後、WR#8スミスへの34ヤードパスが成功し一気に敵陣に進むと、最後はRB#4鈴木(恵)へのパスが成功し、後半最初のTDを奪う。しかし富士通も直ぐさまRB#2ニクソンが再び72ヤードの独走TDを返すと、BIG BLUEの4thダウンギャンブル失敗の後、WR#19小梶へのTDパスと立て続きに得点を追加する。

3Q中盤からのBIG BLUEの攻撃は、WR#15九里へのパスでダウンを更新すると、再びTE#40スタントンへのパスで敵陣に入る。反則で罰退するもののTE#40スタントンへのパスでゴール前10ヤード迄進むと、最後もTE#40スタントンへTDパスが成功し、24-50と点差を縮める。富士通はQBをQB#13高津佐に変えるが、ここでBIG BLUEディフェンスが奮起し4thダウン10ヤードとすると、K#5納所が40ヤードFGを蹴り込む。次のBIG BLUEの攻撃は、QB#2政本のパスをDB#40アルリワンがインターセプト。試合は4Qに入る。

4Q最初の富士通のシリーズは、再びK#5納所が登場し27ヤードFGを成功させる。その次の富士通のシリーズでは、反則で10ヤード罰退するが、そこからWR#19小梶への47ヤードTDパスが成功し、24-63とさらに点差が広がる。この後BIG BLUEは、QBにQB#7馬島を投入するが4thダウンパントのシリーズが続き、得点に繋がらず、最後は富士通がニーダウンをして時計を進め試合終了となる。