BigBlue初めてのファイナルステージは、やはり初めてのフィールドである長居スタジアムでパナソニック電工のキックオフで試合開始。立ち上がりBigBlueのオフェンスはリズムを掴めずパントを蹴るが、パナソニック電工にゴール前に攻め込まれても、BigBlueのディフェンスは耐えきり、両チーム無得点のまま2Qに入る。

2Qに入り、パナソニック電工はFGの機会を得るが、これをブロッキングチームに入ったOL#72村上がキックブロックをして失敗に追い込む。この後のシリーズはK#11井田のパントとなったが、このボールをパナソニック電工がジャッグルし、DB#6北守がリカバー。再びチャンスを掴む。ここからWR#1岸、WR#17小川へのパスでゴール前に迫るがTDには結びつかず、K#8崔のFGで3点を先制する。

このモメンタムを維持したいBigBlue。しかし、このFGをきっかけにパナソニック電工のオフェンスがリズムをつかみ、2Qに2TDをあげ、前半はBigBlue 3 - 14 パナソニック電工で折り返す。

3Q序盤、パナソニック電工に3本目のTDを許してしまう。しかし、この直後のキックオフをDB#32飯塚がビッグリターンで一気に敵陣に進むと、RB#26吉津、RB#24中野のランで大きく前進。そして、QB#15岡村からWR#1岸への18ヤードTDパスが決まり追い上げる。

しかしパナソニック電工もこの後TDを追加、再び点差が広がる。続くBigBlueのオフェンスシリーズ。ゴール前まで攻め込むものの4thダウンロングが残りFGのトライアル。しかし、FGはポールに当たり失敗するが、ここでパナソニック電工がホールディングの反則で、ハーフディスタンスの反則となり、4thダウン2ヤードと場面が変わる。ここでBigBlueはギャンブルを選択すると、QB#15岡村からWR#1岸へこの試合2本目のTDパスが通り17-28と追い上げる。

さらにBigBlueはDB#22仲山のインターセプトから攻撃権を得ると、WR#18高木へのパスでゴール前へ。ここで3Qが終了し、サイドが変わった4Q最初のプレーで20ヤードのFGを成功し、20-28と射程距離に相手を掴む。

パナソニック電工のオフェンスをパントに抑えたBigBlueは、ラン・パスと繋がり敵陣レッドゾーンへ。ここからWR#17小川へ15ヤードのTDパスが決まる。この時点で得点は26-28と二点差。TFPでは、同点をねらって2点コンバージョンをBigBlueは選択。QB#15岡村からWR#17小川へのスクリーンと見せて、WR#17小川が再びQB#15岡村へフリーフリッカー。再びボールを得た#15岡村がエンドゾーンに駆け込み2点コンバージョンは成功。ここで28-28と同点に追いつく。

この後、試合は膠着状態になるが、4Q終盤BigBlueはパントをゴール前1ヤードでボール止めてパナソニック電工に厳しい状況から攻撃権が移動する。ここでパナソニック電工が地力の強さをみせ前進。試合時間残り3秒でゴール前4ヤードに迫り、ここから21ヤードのFGを成功させ逆転。BigBlueは残り1秒からキックオフリターンに賭けるが、これを止められて試合終了。28-31でパナソニック電工が逃げ切る結果となった。

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