2020シーズン リーグ戦の展望と見所
2020/10/13
これまで経験したことの無いシーズンとなる、2020年のリーグ戦がいよいよ始まります。年初からの新型コロナウイルスの影響のため、春の公式戦は全てキャンセルとなり、また個別の練習も制限を受けた状態の中、どのチームも正直万全とは言えない状態ながらも、まずは2020年のシーズンが始まることを素直に喜びたいと思います。その2020年のリーグ戦ですが、例年よりも開幕が2カ月遅くなったため、例年とは異なる対戦方式となります。昨年までは、X1 Super 8チームがリーグ戦を行い、上位4チームがJapan X Bowl(JXB)トーナメントに進むことが出来ました。しかし、今年はリーグ戦開催が2カ月遅れたため、独自の形式での対戦となります。
X1 Super 8チームが、4チームずつA/B 2ブロックに分かれ、まずはブロック内でリーグ戦を行いブロック内順位を決定します。その中で、両ブロックの1位チーム同士が、12月15日のJapan X Bowl(JXB)に進み、今シーズンのリーグチャンピオンを決定します。残念ながら、Bブロックに入るオール三菱ライオンズがチーム事情のために今シーズンの参加を辞退したために、Bブロックではオービックシーガルズ、パナソニックスインパルス、東京ガスクリエイターズの3チームによるブロック内リーグ戦で順位が決定されますが、Aブロックに入るBIG BLUEは、富士通フロンティアーズ(以下、富士通)、エレコム神戸ファイニーズ(以下、エレコム神戸)、ノジマ相模原ライズ(以下、ノジマ相模原)との3試合を戦い、JXBを目指します。
4チームによるリーグ戦のため、2勝1敗で2チームあるいは3チームが同率1位で並ぶ可能性もありますが、事実上3勝(全勝)が必須。どの試合も落とせない、昨年以上に厳しいリーグ戦となります。初戦の相手は、昨年あと一歩及ばず悔しい敗戦となった、エレコム神戸と関西での対戦となります。続く第二節では、未だ超えられない昨年度のリーグチャンピオンの富士通との対戦。そして第三節では、毎回シーソーゲームとなるノジマ相模原との対戦が予定されています。。
強豪チーム相手の短期決戦の中、1敗すればほぼJapan X Bowlへの出場が立たれるという厳しい条件の2020年シーズンがいよいよ始まります。その状況はどのチームも同じであり、中にはシーズン不参加という苦渋の選択をしたチームもあります。そんな中で、試合が出来るという事は大きな財産になるはずです。昨年の悔しさと、ここまでの苦労をどれだけ凝縮してこの3試合にぶつけることが出来るか。まずは、そんな熱い思いを、初戦で存分に見せて欲しいと思います。
Go BIG BLUE! OneBLUE!
X1 Super 8チームが、4チームずつA/B 2ブロックに分かれ、まずはブロック内でリーグ戦を行いブロック内順位を決定します。その中で、両ブロックの1位チーム同士が、12月15日のJapan X Bowl(JXB)に進み、今シーズンのリーグチャンピオンを決定します。残念ながら、Bブロックに入るオール三菱ライオンズがチーム事情のために今シーズンの参加を辞退したために、Bブロックではオービックシーガルズ、パナソニックスインパルス、東京ガスクリエイターズの3チームによるブロック内リーグ戦で順位が決定されますが、Aブロックに入るBIG BLUEは、富士通フロンティアーズ(以下、富士通)、エレコム神戸ファイニーズ(以下、エレコム神戸)、ノジマ相模原ライズ(以下、ノジマ相模原)との3試合を戦い、JXBを目指します。
4チームによるリーグ戦のため、2勝1敗で2チームあるいは3チームが同率1位で並ぶ可能性もありますが、事実上3勝(全勝)が必須。どの試合も落とせない、昨年以上に厳しいリーグ戦となります。初戦の相手は、昨年あと一歩及ばず悔しい敗戦となった、エレコム神戸と関西での対戦となります。続く第二節では、未だ超えられない昨年度のリーグチャンピオンの富士通との対戦。そして第三節では、毎回シーソーゲームとなるノジマ相模原との対戦が予定されています。。
- 第一節: エレコム神戸ファイニーズ
2020年10月25日(日) 15:00キックオフ (於:エキスポフラッシュフィールド)
リーグ戦:2勝1敗、JXBトーナメント:1勝0敗
昨年は、あと一歩届かず初の黒星を喫した試合。最終的に同率の3勝4敗で並びますが、直接対決の結果総合5位となり3年振りにJXBを逃す原因となりました。文字通り、今シーズンの初公式戦となるこの試合最大の見所は、昨年試合中の怪我のためにほぼシーズンを棒に振ることになった、QB#2政本選手の復活です。当初は春シーズンからの復活が予定されていましたが、コロナ禍のためにフィールド復帰はこの試合から。しかしじっくりと準備期間はあったため、昨年以上のクォーターバッキングが大いに期待出来ます。さらにRB陣にも有望な新人が多数入部したため、その分本来のパッシングプレーに集中出来ると予想されます。そのRB陣ですが、2018年シーズンの東西大学のリーディングラッシャーである、RB#21佐藤航生選手(京都大)、RB#32元山伊織選手(早稲田大)に加えて、怪我から復帰したRB#43山口祐介選手(関西学院大)と厚みが増しました。これらRB陣をさらに活用すると期待されるのが、新加入のQB#7馬島臨太郎選手(法政大)。生来のパッシング能力に加えて、オプション等機動力にも優れており、新しいBIG BLUEオフェンスの展開も期待出来ます。遠征試合というハンディキャップはありますが、オフェンス力で打って勝つ試合が予想されます。
- 第二節: 富士通フロンティアーズ
2020年11月7日(土) 14:00キックオフ (於:富士通スタジアム川崎)
リーグ戦:0勝7敗、2ndステージ/JXBトーナメント以降:0勝4敗
今年も有望新人が多数入部しており、未だ超えられない、高く厚い壁は今年も健在です。ここ数年は、序盤こそ互角の内容であるものの、徐々に力の差が開き最終的に大量点差で終わる試合が続いています。したがって、いかにディフェンスが失点を食い止めるかが、勝利に繋がる重要な要素となります。まずDL陣には、京都大で主将を務めたDL#92草野裕哉選手(京都大)が加入。DL#9植村選手、DL#44福岡選手らに続くパスラッシャーとして、どれだけ相手QBを苦しめられるか、その活躍が期待されます。その草野選手と同期で副将を務めたLB#49中野航選手(京都大)とLB#35 Herbert Gamboa選手(モンタナ大)がLBメンバーとして今季加入。昨年苦しめられた、ランアタックに対して、当たり負けしないサイズがあり、地上戦での対戦が大いに期待されます。またGamboa選手は、昨シーズンはRBとしてオーストリアリーグのリーディングラッシャーとなっています。ショートインチ、ゴール前、4thダウンギャンブル等の此処ぞという場面では、その活躍が見られるかもしれません。大量得点は望めない相手だけに、僅差の競り合いに持ち込むのが勝利の鍵となります。その為にも、ディフェンス陣のベストプレーが勝利を掴む試合になるでしょう。
- 第三節: ノジマ相模原ライズ
2020年11月23日(月・祝) 14:00キックオフ (於:富士通スタジアム川崎)
リーグ戦:2勝3敗、2ndステージ:1勝0敗
春のパールボウルトーナメントも含めて、毎回シーソーゲームとなる相手。昨年も、41-35で勝利したものの最後までどう転ぶか分からない展開でした。オフェンスでは、OL陣からは4名抜けましたが、二人の強力な新人が加入。OL#53藤川凌選手(神戸大)は、主将としてOL/DL両面で活躍するなどスタミナ面では問題なし。OL#55藤井基弘選手(東京学芸大)は、チームでもトップクラスのサイズがあり期待出来ます。レシーバー陣では、WR#84近江選手の後輩となる、WR#17野呂隼人選手(立命館大)、昨年の明治大躍進の立役者の一人WR#86九里遼太選手(明治大)、練習生から今年登録されたWR#16高野内大輝選手(東海大)は、チーム初の「親子鷹」と、能力も魅力もある選手が加入。昨年以上の得点力が期待されます。相手チームのQBが今シーズン変わっていますが、例年同様パスオフェンス中心と予想され、DB陣に加入した新人選手の活躍が試合を左右するでしょう。DB#23永井雄太選手(早稲田大)とDB#33家田泰成選手(早稲田大)は、昨年の甲子園ボウルでも活躍した期待の新人。DB#13佐藤成生選手(明治大)とDB#26松浦直希選手(慶應義塾大)は、練習生から今年登録を勝ち取り、移籍したDB#45植山雄太郎選手(法政大)とともに、即戦力として期待されます。リーグ戦を勝ち抜くためにも、オフェンス・ディフェンス、総力戦の激しい試合が予想されます。
強豪チーム相手の短期決戦の中、1敗すればほぼJapan X Bowlへの出場が立たれるという厳しい条件の2020年シーズンがいよいよ始まります。その状況はどのチームも同じであり、中にはシーズン不参加という苦渋の選択をしたチームもあります。そんな中で、試合が出来るという事は大きな財産になるはずです。昨年の悔しさと、ここまでの苦労をどれだけ凝縮してこの3試合にぶつけることが出来るか。まずは、そんな熱い思いを、初戦で存分に見せて欲しいと思います。
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