【山田ヘッドコーチより皆様へご挨拶】
2017/01/04
皆さま新年明けましておめでとうございます。2016年シーズン中はIBMアメリカンフットボール部 BigBlueにたくさんの声援を頂き誠にありがとうございました。
昨日のライスボウルを持って2016年シーズンが終わりました。富士通の皆さま日本一本当におめでとうございます。私は2010年にヘッドコーチに就任して以来、とにかくチームが勝つために最善を尽くしてきました。逆に言うと勝つことのために全てのリソースと時間を費やしてきました。勝つことを通して学ぶことは多々あるのは十分理解していましたし、最終的には勝つこと以上に大切なことはたくさんあるのは分かっているつもりでいました。しかしそれは「勝ってこそ」後で振り返っていけるものだと信じていました。
しかしながらそれではダメだと気づきました。変化は起きても今のアメフト界やスポーツ界全体を変えるような変革は起こらない。BigBlueとして社会に対して何ができるかを今一度考え直しました。
昨年、我々IBM BigBlueは40周年を迎え、今一度チームの価値や目的について再議論する機会を何度も頂くことができました。
何のために我々は存在しているのか?目的は?価値は?そういった議論を何度も重ね、今回は一つ方向性が定まったので皆さまにBigBlueのビジョン(目指す方向)として報告させてもらいたいと思います。
議論を重ねるうちに我々は、最終的に米国IBM Corporationの理念(Core Value) の一つに辿り着きました。
「Innovation that matters」
世界で数々のイノベーションを起こしてきたIBMのチームであるからこそ、アメリカンフットボールを通じて社会そして地域にイノベーションを起こすことこそが我々の存在意義であると再確認できました。
イノベーションを起こすフィールドは以下のとおりと定義づけしました。
- : 安全/パフォーマンス
- : チーム運営/リーグ運営
- : オープン:情報/ノウハウ/コミュニケーション
- : 社会・ステークホルダーへの貢献
もちろんイノベーションは我々だけではできません。たくさんの連携や協調があってやっとできるものだと考えております。そして何よりも社会に認められた存在となり、オープンな議論をできる勇気を持たなければ社会にイノベーションを起こすことはできないと考えております。
勝利に対する情熱は1mmも変わっていませんし、むしろそれ以上に大きな理念/目的を持てたことで我々はチームとして、組織として大きく成長できる機会だと強く感じています。
最後に、本ビジョン策定にあたりご協力いただけた皆さまに心より御礼申し上げたいと思います。株式会社ドームの安田社長を始めドーム社員の皆さまにはたくさんの知見/助言/叱咤激励をいただきました。また筑波大学の松元准教授を始め筑波大学関係者の皆さまや関彰商事株式会社の関社長を始め関彰商事の社員の皆さまにもたくさんの助言をいただきました。本当にありがとうございました。
皆さまからいただく熱く厳しく温かい叱咤激励を励みに、
「Innovation that matters」
を体現し、大きな躍進が遂げられるよう精進してまいります。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2017年1月4日
IBM BigBlueヘッドコーチ
山田晋三
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