「第1回AFMフットボールカンファレンス」開催

2017/02/19

アメリカンフットボールマガジン誌主催による「第1回AFMフットボールカンファレンス」が、都内汐留の共同通信本社ビルにて昨日開催されました。

樋口幸也アメリカンフットボールマガジン編集長の開会のご挨拶の後、IBM BigBlueから参加した山田晋三ヘッドコーチは、日本アメリカンフットボール協会強化育成委員の立場から「脳震とうを防ぐ、安全で効果的なタックル ~米国安全対策の潮流と『Heads up football』のエッセンス~」と題して、米国で行われている最新の安全対策方法や練習方法等を多くの事例を交えてご紹介する講演を行いました。続いて、秦英之ニールセンスポーツ代表取締役社長から「2020オリパラがアメフト界にもたらす、ビッグインパクト ~フットボールコンテンツのポテンシャル~」と題して講演が行われ、この後のパネルディスカッションのテーマでもある、日本でのアメリカンフットボール人気拡大に関して非常に参考になるお話がありました。

続くパネルディスカッションでは、残念ながら鳥内秀晃 関西学院大学ファイターズ監督は体調不良のため欠席されましたが、石井光暢 ノジマ相模原ライズ代表、大橋誠 オービックシーガルズGM、藤田智 富士通フロンティアーズHC、森清之 東京大学ウォーリアーズHC、そして山田晋三 IBMビッグブルーHCの5名のパネラーが登壇し、予め募集したテーマの内、(1)ライスボウルについては、(2)代表チームについて、(3)フットボールの人気拡大について、の3テーマがディスカッションされました。簡単にそれぞれのテーマの内容をまとめると、
  1. ライスボウルについては
    • ファンを増やす意味でも、また普段観に来られない方も観戦出来る日程という面では、ライスボウルを継続する事は必要だと思う。
    • 社会人チームと学生チームでの試合形式に関しては、再考が必要だ。
    • ライスボウルが始まった30年前とは、選手レベルや条件の違いがあるため、今後ライスボウルの形式を再考する為にも、視野を広げ協会も含め社会人チーム・学生チーム・関係者でもっと話し合う必要がある。
  2. 代表チームについて
    • シニア代表に関しては、社会人で選手を続ける目標となっているのも事実であり、選手の1つの夢にもなっている。
    • しかし、アメリカンフットボールという競技全体でみると、国際大会やオリンピック参加は登録人数・試合日程等の問題があり難しい部分があると思う。
    • アメリカでやるボウルゲームなど、形を変えた大会がいいのではないか。
    • 日本もレベルアップのためには、若い年代の代表チームも強化していく必要がある。
  3. フットボールの人気拡大について
    • VISION・変革等について、様々な意見がある。
    • 子供の頃からアメリカンフットボールに関われる環境作りが必要。
    • 今までフットボールに関わってきた人達からの様々な発信が、フットボールの普及に繋がるのではないか。
    • 今回のような公開討論の場が増えて行くことで、多くのフットボール関係者やフットボールに関わった方々が「考える」きっかけとなると思う。
この日参加されたフットボールファンの皆さまの熱い思いは、この後の懇親会の間も増す事はあっても衰える事は無く、予定された4時間があっと言う間に過ぎていき、第一回目のフットボールカンファレンスは盛会のうちにお開きとなりました。

今回のカンファレンスを通じて、日本のアメリカンフットボールには未だ課題は多くあるものの、まだまだ埋もれている資産や魅力、隠れているチャンス、そして多くのフットボールファンの皆さまの大きな「期待」が存在している事を再認識しました。IBM BigBlueも今シーズンのスローガン「DOMINATE」の下、チームの変革のみならず、日本のフットボールを変革するためにも、今シーズンも様々な試み続けて行きます。是非御期待ください。
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