パールボウル vs. アサヒビール戦の見所
2009/05/13
激しい雨がふる中の試合とはいえ、38-0と初戦の富士ゼロックス戦を完勝したBigBlue。予選ブロック最後の試合は、競合アサヒビール・シル バースターとの試合です。アサヒビールも前回富士ゼロックスと対戦しており、こちらは68-0と力の差を見せつけた試合になりました。
以前はFinal-6の常連であったアサヒビールも、ここ2シーズンはFinal-6に進めないシーズンが続いています。アサヒビールとのもっとも 最近の試合は2005年シーズン第二節の試合。前半は13-20とリードを許して折り返しましたが、後半はアサヒビールに得点を許さず、逆に BigBlueは2TD/1FGを上げて逆転し勝利した試合です。このシーズン、BigBlueは4勝1敗の成績でリーグ戦を終了、鹿島、アサヒビールと 同率で並ぶものの得失点差で3位となりFinal-6進出はなりませんでしたが、リーグの上位チームとして初めてシーズンを終了した年でした。一方のアサ ヒビールは、BigBlue戦での敗戦から気持ちを入れ替え、最終戦で鹿島を破りFinal-6進出を勝ち取り、強豪チームの底力を見せつけられたシーズ ンでもありました。
オフェンスの見所
前回の富士ゼロックス戦では、雨中の試合ということもありプレーはランプレー中心。昨年までチームを牽引していたRB礒谷選手が抜けた穴が心配され ましたが、若手の三本柱、中野選手、工藤選手、飯塚選手が確実にゲインを勝ち取り心配を払拭しました。これまでのパス中心のオフェンスプランから、ランプ レーに軸足を少し移しつつある今年のBigBlueオフェンスにとって、天候に関係なく彼らの突進力が試合を左右すると言っていいでしょう。
オフェンスの中での注目選手は、富士ゼロックス戦でオフェンスMVPを獲得したWRイアン選手。雨のためレシーバーとしての成績は2レシーブ/9 ヤードと物足りないモノでしたが、パントリターンTDを見せたり、あるいはDBのポジションに入りインターセプトをするなど、高い能力を発揮してくれまし た。この試合、天候さえ問題なければオフェンスのプレーはパスが中心になると思われますから、イアン選手のキャッチング、そしてキャッチしてからのアサヒ ビール守備陣との戦いは見逃せません。
前回の対戦時は、 ランプレーで211ヤード、パスプレーで220ヤードを獲得。総獲得距離ではBigBlueが431ヤードを獲得し、アサヒビールの総獲得距離211ヤー ドを倍以上上回る結果になりました。今回はアサヒビールディフェンスも当然前回以上に激しいディフェンス戦を仕掛けてくるでしょうから、BigBlueオ フェンス陣も厳しい試合が予想されますが、その分白熱した内容が期待されます。
ディフェンスの見所
オフェンスの総獲得距離がダブルスコアになったと言うことは、BigBlueのオフェンスが素晴らしかったというとともに、BigBlueディフェ ンスがそれだけ活躍したという事にもなります。前半こそ3TDを許し不安がよぎりましたが、ハーフタイムにしっかりと対応し後半は無得点に抑えて勝利に結 びつけました。この時のディフェンススターターとして勝利に導いたDL松浦選手とDB阿部選手が、今回はチームの主将・副主将として再び試合に臨みます。 阿部選手は富士ゼロックス戦でも、最後にパスインターセプトを見せるなど、相変わらずボールに対して鋭い嗅覚を見せています。全体的に若返った BigBlueのDB陣の中でも、まだまだその存在感は健在です。
アサヒビールは、比較的オーソドックスな攻撃をするチームですから、やはりディフェンスラインの踏ん張りが勝負の分かれ目になると思われます。中央を固めるDL泉田選手、小山選手、左右からプレッシャーをかける佐藤選手、松浦選手の活躍が勝利への鍵になると思われます。
また、富士ゼロックス戦で2タックル/2 QBサックの活躍でディフェンスMVPを獲得したLB原選手は今回も注目です。今シーズン背番号を昨年までの#50から#56に変更して心機一転。攻める 気持ちがプレーにそのまま表れています。タックルに強いアサヒビールのRB陣とは厳しい戦いになると予想されますが、今回もMVP級の活躍が期待されま す。
試合の見所
今シーズンから秋のリーグ戦のシステムがかわり、これまでのFinal-6トーナメントに変わってセカンドステージが設けられます。とは言っても、 上位チームとの対戦がそれでなくなるわけではなく、逆に対戦回数は増えるとも言えます。そのためにも、この試合は貴重な経験になると言えます。また、アサ ヒビールに勝利しパールボウルトーナメントに勝ち上がれば、次の対戦相手はDブロックの優勝チーム隣、その中には鹿島が含まれます。Xリーグ昇格以来毎年 対戦している鹿島とは、今年も秋に対戦が予定されていますが、そのためにも是非このアサヒビール戦で勝利し、鹿島と対戦するチャンスをつかみ取りたい試合 です。
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