あるOBの呟き- 第五節 vs. オール三菱LIONS

2006/11/05

9 月6日の鹿島との開幕戦から二月、残念ながら今シーズンも第五節の試合がBigBlueのシーズン最終戦となってしまいました。上位の鹿島、オンワードス カイラークスの壁を破れず、BigBlueはここまで2勝2敗。対戦するオール三菱も同様に上位には敗れてここまで2勝2敗で並んでいます。この最終戦に BigBlueが勝つか引き分ければ、BigBlueは昨年と同じくディビジョン3位でシーズンを終了することになります。来シーズンに繋ぐためにも、勝 つことは勿論その内容にもこだわった試合を期待したいものです。

対戦チームのオール三菱は、三菱東京UFJ銀行、東京海上日動火災保険、三菱電機の三菱系企業合同の企業チームで、選手も充実しています。昨シーズ ンは不本意にも全敗のシーズンとなり、チーム創設以来の入替戦を経験しましたが、春からチームを整備しここまでBigBlue同様2勝2敗となっていま す。この試合に勝ったチームが最終的にディビジョン3位に、負ければ4位でシーズンを終了する事になります。どちらのチームにとっても負けられない最終戦です。

シーズンはじめから"One Team One Dream"という目標を掲げて進んできたBigBlueは、ここまで様々なイベントを開催して、BigBlueのみならずフットボールファンの開拓にも 励んできました。今日は、試合前から試合後まで応援に来てくれた観客の皆さんに参加していただくイベントが満載です。試合前のファンクラブ受付では、 1960年代の服装を応援に来ていただいた先着大人50名、子供50名の方に記念品を進呈。さらに、試合前のチームセレモニーである「選手入場」の花道作 りにも、50名を超えるファンの方に参加していただきました。三連休の中日でしたが、天候にも恵まれスタンドには1000名近いファンが集まり試合開始前 から盛んに声援を送っています。

ターンオーバーの連続、拮抗する前半

試 合はK#11井田のキックオフで開始。アウトオブバウンズで一度蹴り直した後のオール三菱の攻撃は、自陣の33ヤードから。オール三菱をリードするのはベ テランQB木目田。ランプレーでシリーズを組み立てますが自陣を出ることなくパントで終了。しかしBigBlueもスターターQB#16高橋のパスが決ま らずパントで終了し、再びオール三菱に攻撃権が移動します。

このオール三菱のシリーズでは、QB木目田のキープが当たり、BigBlueディフェンス陣は20ヤードを超えるランを許してしまいます。オール三 菱のランプレーに対応できないままBigBlue陣内23ヤードまで攻め込まれますが、ここでプレーをパスに切り替えたオール三菱。パス失敗の後の3rd ダウンのパスを、DB#27三枝がインターセプトし最初のピンチを凌ぎます。

続くBigBlueのオフェンスでは、RB#39礒谷のランとWR#89円谷へのパスで次々とダウンを更新して敵陣に入ります。ここで、QB#16高橋からWR#81"God Hand"安田にパスが通りますが、オール三菱ディフェンダーの厳しいタックルに合いボールをファンブル。これをオール三菱がリカバーして再びターンオーバーで攻撃権が移動します。

オール三菱はランプレーを中心にシリーズを構成。2Qに入りサイドが変わったところでBigBlue陣内に入ります。その後中盤まで進むものの、 3rdダウン8ヤードとなりここでこのシリーズ初めてのパスを投げます。これをDB#9阿部がインターセプト、再びチームを救います。しかし、このチャン スで得たオフェンスも簡単に4thダウンパントで終了。嫌な雰囲気で攻撃権がオール三菱に移動します。ところが、オール三菱2ndダウンのランプレーを DB#4川村がファンブルフォースしリカバー。直ぐに攻撃権を奪い返します。

ここでオフェンスのリズムを変えるためか、BigBlueはQBをQB#13石川(貴)に交替。相手陣内からのオフェンスは、RB#39礒谷と RB#28片岡のランで前進するものの、ホールディングの反則で大きく罰退。これをWR#89円谷へのパスで大きくリカバーすると、4thダウンインチを RB#39礒谷がダイブしてダウンを更新します。しかし次のプレーでQB#13石川がキープでゲインするものの、オール三菱DBの激しいタックルでボール を落球、再びターンオーバーで攻撃権が移動します。ここまでで、パスインターセプトが2回、ファンブルリカバーが3回と、5回のターンオーバーで攻守が入 れ替わる厳しいディフェンス戦が続きます。

チャ ンスを掴んだオール三菱ですが、BigBlueディフェンスの厳しいプレーに押され4thダウンパントで攻守交代。残り2分1秒から始まった BigBlueのオフェンスで初めて試合が動きます。相手の反則で敵陣35ヤードからのオフェンスとなったBigBlue、すでにタイムアウトを3回使い 切っているためノーハドルオフェンスからWR#81安田へのパスとRB#39礒谷のランが交互に決まりダウンを更新しながらゴール前10ヤードで1stダ ウンを得ます。ここで堪らずオール三菱が2回目のタイムアウトを取り一息入れた後、再びRB#39礒谷のランとWR#81安田のパスが決まりますが、ゴー ルまで4ヤードで4thダウン。試合掲示がどんどん進む中、ここでフィールドの選手とベンチで次のプレーで混乱が発生。選手が行き来する中、オール三菱も 混乱していたのかオール三菱が最後のタイムアウトをここで取り再び時計が止まります。

タイムアウト開け気持ちを整理したBigBlueは、DB#22中山が21ヤードのFGを決め、この試合初めて得点が入ります。残り3秒はオール三菱のプレーを止め、ターンオーバーが連続した波乱の前半は終了しました。

盛りだくさんのハーフタイムショー

こ の日のちびっ子参加ゲームは「サバイバルゲーム」。グランドに置かれた、シューズ、ジャージ、ヘルメットを順番に着用してゴールを目指すゲームです。自分 の顔くらいのサイズの大きな靴や、体がすっぽり隠れてしまうジャージ、そして3kg近くあるヘルメットに苦労しながらも全員元気にゴールに駆け込んでくれ ました。参加してくれた子供達には、BigBlueのグッズをプレゼント。後半はTシャツやタオルを身につけて応援してくれました。

もう一つのイベントはBBCによる"CHICAGO DAY"。モチーフになっている映画"CHICAGO"の舞台である1920年代をイメージする服装をして来ていただいたファンの方をグランドにお招き し、ショーの演出の一部としてハーフタイムショーを観劇しながらショーに参加していただきました。

待望のTD、そして時間との戦い

オー ル三菱のキックオフを、SB#18高木が31ヤード戻し、自陣34ヤードから始まるBigBlueの後半最初のオフェンスシリーズ。まずはRB#39礒谷 が2回ボールを持ちダウンを更新すると、QB#13石川のキープも成功。ランプレーで組み立てたシリーズで敵陣に入ります。ここから今度はWR#81安田 へのミドルパスが決まりだし、さらに前進。ホールディングの反則で罰退するものの、ここでWR#81安田に27ヤードのパスが通ります。惜しくもエンド ゾーンまで1ヤード足りないものの、ゴール前1ヤードで1stダウンのチャンスを掴みます。

ここでBigBlueサイドラインからは、突貫小僧のRB#21石川が登場。ボールがハンドオフされRB#21石川が中央に突進と思った瞬間、QB#13石川は正面に走り込んできたSB#85加藤にパスをヒット! TDパスをレシーブしたSB#85加藤は、そのままグランドに倒れ込んだままバンザイ! 故障で昨シーズン一年を棒に振った苦労人の初TDレシーブです。

対するオール三菱は早くキャッチアップしようと、ランプレーでダウンを更新しますが、パスプレーをほぼ完璧にBigBlueディフェンス陣が防ぎ得 点を許しません。しかし対するBigBlueオフェンスも最初のシリーズのようなリズムが消え、苦しみながら試合は4Qに入ります。

BigBlue陣内41ヤードから始まるオール三菱のオフェンスは、ランとパスが決まりゴール前16ヤードでファーストダウンを得ます。1stダウ ンのランを2ヤードで止めると、2ndダウンのパスは失敗。3rdダウンではDL#91小山がQBをサックして1ヤードのロス。4thダウンとなり、ダウ ンの更新まで9ヤード、ゴールまで15ヤードとなります。ここでオール三菱はFGではなくプレーを選択。右に流れたレシーバーにパスが通りますが、これを 8ヤードの前進でタックル。際どいところで相手のダウン更新を阻止して攻撃権がBigBlueに移動します。

自 陣ゴール前7ヤードからのBigBlueの1stダウン。残り時間は、まだ7分7秒あるため何とかゲームクロックをコントロールしながら前進し、出来れば 追加点をあげたいBigBlue。RB#28片岡が連続してボールを持ちダウンを更新すると、今度はRB#21石川が相手ディフェンスを振り切るパワーラ ンを見せ20ヤードのロングゲイン。さらにWR#7福井へのパスでダウンを更新すると、今度はRB#39礒谷のランでゴール前17ヤードまで迫ります。

一気にTDのチャンスとなりますが、ここでオール三菱はタイムアウトを取り時計を一度止めます。これで流れが変わったのか、BigBlueのクリッ ピングの反則で交替すると、さらに次のプレーでQB#13石川が-15ヤードのQBサックを受けさらに大きく後退。この間にもオール三菱は残る2回のタイ ムアウトを使い時計を止めながら最後のチャンスをうかがいます。しかし、最後のタイムアウトを使い尽くし時計が刻々と進む中パンターに入ったWR#87永 山はゆっくりと最後まで時間を使いながらパント。7秒を残してオール三菱に攻撃権が移動しますが、最後のパスも失敗し10-0でBigBlueが最終戦を 飾りました。

来シーズンこそ、トップを目指して

試 合終了後の挨拶で、松本主将の「勝ちました!」の一言にはスタンドから沢山の拍手が送られました。時折言葉を選びながら、今シーズンもBigBlueを応 援していただいたファンの皆さんへ選手を代表してお礼の言葉を贈ります。続けて、今シーズンのBigBlueグッズの目玉「BigBlueサーフボード」 の抽選会が始まります。スタントコーチが引き当てた当選者は、何とSB#18高木(幸)選手のお父様。何故かサーフボードの横では、高木選手が嬉しそうに サーフボードを撫でています。その後チームハドルを終了した後は、選手、BBC、スタッフがスタンドに上り、今シーズン応援していただいたファンの皆さん と記念撮影やお礼の言葉をお送りしました。残念ながら結果は昨年と同様となりましたが、昨年以上に熱いファンの皆さんの気持ちを感じたシーズンでした。

今シーズンのBigBlueの試合はこれで終了しましたが、オフシーズンにも様々なチームイベントを予定しています。また、来年には川崎市で第三回 のアメリカンフットボールワールドカップ開催が予定されており、多くのBigBlue選手が全日本チームへの代表候補に挙がっています。ワールドカップに 向けても、直ぐにチャレンジが始まるでしよう。来年は、さらに厳しいシーズンになると思いますが、是非多くの選手がワールドカップで活躍し、そして日本一 を目指して活躍してくれることを祈ります。

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