あるOBの呟き- 春季交流戦: vs 富士通フロンティアーズ戦
2022/06/21
昨年のリーグ戦で苦戦した東京ガスクリエイターズ(以下、東京ガス)との春季交流戦第一戦を30-7で勝利したBIG BLUEの2022シーズン。第二戦は、昨シーズンのライスボウルチャンピオンである、富士通フロンティアーズ(以下、富士通)との対戦です。昨シーズンのリーグ戦では、序盤から失点を重ねて、24-63の大差で敗れました。オフェンスこそ、強豪チームから3TD/1FGを奪いますが、それ以上にディフェンスが機能せず、トリプルスコアに近い点差での敗戦となりました。
昨年はWR#4グラント選手、RB#2ニクソン選手の2人のアメリカ人選手のプレーを止められず失点を重ねました。この春の試合では、ルーキーRB#28香川選手、2年目のRB#21三宅選手が、その2人のお株を奪うかのような活躍を見せています。特にルーキーのRB#28香川選手は、小柄な体格ながらも俊敏なカットバックと加速力で一気にスクリメージラインからダウンフィールドを抜ける華麗なランプレーを見せており、BIG BLUEディフェンスも苦しめられそうです。エースQBのQB#18高木選手は出場せず、ベテランのQB#8大内選手とQB#15野沢選手が出場しており、富士通オフェンスとしても秋の本番に向けて、様々なプレーを投入してくることが予想されます。梅雨明けのような暑い日差しの中、K#19丸山選手のキックオフで試合が始まります。
BIG BLUEのファーストドライブは、QB#2政本選手のパスは3回続けて失敗となりますが、相手のオフサイドの反則で3rdダウン5ヤード。ここでRB#32遠藤(集)選手へのショートパスからのランアフターキャッチ(RAC)でダウンを更新します。その後4thダウン1ヤードからのギャンブルでは、TE#40スタントン選手へ9ヤードのパスが通りダウン更新。さらにWR#3遠藤(太)選手へパスが通りますがダウン更新には至らず4thダウン2ヤードが残ります。ここでK#19丸山選手が登場し、53ヤードのフィールドゴール(FG)を狙います。しかしこのキックはゴールポストに届かず失敗。攻撃権は富士通に移ります。続く富士通の攻撃では、ゴール前22ヤードまで進まれますが、LB#22中山選手が見事なパスインターセプトを見せ窮地を救います。
QBがQB#7馬島選手に変わりBIG BLUEのオフェンスシリーズ。自陣奥からのスタートですが、WR#15九里選手にパスが通るとRACで距離を伸ばし26ヤード進みます。さらにWR#84近江選手へのパスでダウンを更新し敵陣に入り、RB#32遠藤(集)選手が3ヤード進めたところで試合は2Qに入ります。TE#40スタントン選手へダウン更新のパスで進むと、ここからはRB#32遠藤(集)選手、RB#4鈴木(恵)選手とランプレーで刻み、ゴール前10ヤードまで前進します。最後は、フィールド中央に走り込んできたWR#84近江選手へパスが通ると、ディフェンス2人からタックルを受けながらも体をエンドゾーンへ押し込み、同点のTDを奪います。
次の富士通オフェンスでは、RB#28香川選手のランで敵陣に入りますが、QB#15野沢選手をLB#42酒井選手、DL#91森田選手がQBサックで後退。これが響き富士通は4thダウンでパントを蹴り攻撃権がBIG BLUEに移動します。しかし続くBIG BLUEのシリーズも、反則で罰退しダウン更新が出来ずにパントで終わります。富士通はQBをQB#8大内選手に交代すると、WR#84神選手へのパスでダウン更新。次のRB#21三宅選手のダイブはLB#31大西選手(*1)が4ヤードで止めたものの、続くRB#21三宅選手のダイブは、スクリメージラインを抜けると素早く右にカット。さらに加速して一気にサイドラインを駆け上がり53ヤードのTDランとなります。
(*1)当日#35から#31へ番号変更
逆転され反撃に移るBIG BLUEは、QB#7馬島選手からWR#84近江選手へのパスでまずはダウン更新をすると、続いてRB#32遠藤(集)選手のランにQB#7馬島選手のスクランブルでさらにダウンを更新します。RB#4鈴木(恵)選手のランで敵陣に入り、さらにダウン更新を狙いますが、富士通の厚い守備もあり逆に押し戻されてしまいます。敵陣47ヤードで4thダウン3ヤードが残ったため、P#16近藤選手が登場しパントをキック。ここで、右サイドから漏れてきてWR#85松井選手がキックをブロックすると、そのボールを拾い上げてエンドゾーンにまで運ばれてしまいます。予想もしなかったパントブロックリターンTDで、点差は7-21と広げられてしまいます。
2Q残り2分5秒からのBIG BLUEの攻撃は、何とか1本返して前半を折り返したいところ。QBはQB#2政本選手に再び交代すると、まずはWR#82白根選手へ8ヤードのパスが成功。しかし続くプレーでは、ボールキャッチの瞬間にタックルを受けて落球。このシリーズもパントで攻撃権が移動します。P#16近藤選手のパントキックは、大きく敵陣奥まで飛びますが、これをRB#21三宅選手が大きく戻しさらにBIG BLUEの反則による罰退も加わり、ほぼ元の位置迄ボールが戻されてしまいます。富士通は、ディフェンスの好守備と自らの反則で一旦は敵陣45ヤードまで交代しますが、ここからRB#28香川選手へのパスで23ヤード進むと、残り2秒からK#25大塚選手が40ヤードのFGを蹴り込み、7-24としたところで前半が終了します。
後半最初の富士通のオフェンスは、QB#15野沢選手によるパス中心のスタイルに変わります。パスでダウンを更新されますが、DL#92草野選手の-6ヤードのロスタックルで後退。しかし再びWR#81坂本選手、WR#83柴田選手、WR#82藏野選手とターゲットを投げ分け敵陣に入ります。3rdダウン3ヤードでのプレーは、QB#15野沢選手が右からのレシーバーにパスを投じますが、これをチップしてボールが浮きます。それを回りに詰めて来たLB#6大滝選手がジャンプしてキャッチ。インターセプトで攻撃権を奪い返します。
何とか追加点を奪いたいBIG BLUEは、QBを再びQB#2政本選手へ交代。得意のパッシングオフェンスでTDを狙いますが、厳しい富士通ディフェンスに阻まれて4thダウンパントで攻撃権が移動します。自陣21ヤードからの富士通の攻撃は、RB#28香川選手のラン。これをLB#42酒井選手、LB#57寺林選手、DL#92草野選手と厳しいラッシュで止めるものの、パスプレーではゲインを許しダウンを更新しつつBIG BLUE陣内に進まれます。しかしBIG BLUEディフェンスは厳しいプレッシャーを与え続け、QBキープのQB#8大内選手をLB#43本田選手がロスタックルする等好プレーも続きます。さらには、左オープンに走り出たQB#8大内選手が、WR#85松井選手へリパースのピッチをしますが、これにも直ぐさまDL#91森田選手が反応し、ノーゲインタックルで止めます。このシリーズは、4thダウンでP#39吉田選手がパントを蹴り、BIG BLUEディフェンスが粘り強さを見せます。
ディフェンスの期待に答えたいオフェンスは、2QにTDを奪っているQB#7馬島選手が登場。しかしレシーバーとの呼吸が合わず、4thダウンパントで交代します。富士通はQB#15野沢選手が登場しますが、こちらも厳しいラッシュを受けてパスの軌道が定まらず4thダウンパントで攻守交代となります。QB#2政本選手が登場すると、ランフェイクの後タックルを受けて痛恨のファンブル。ゴール前16ヤードから富士通のオフェンスとなります。富士通も、WR#85松井選手へボールを渡してのフォーワードパス等、スペシャルプレーで追加点を狙いますが、ディフェンスがここも踏みとどまります。4thダウンでは、K#5納所選手が33ヤードFGを狙いますが、激しいラッシュにキックが右にそれて失敗。BIG BLUEディフェンスが粘り強いプレーを見せます。
何とかディフェンスに応えたいオフェンスですが、QB#2政本選手のパスはLB#50海崎選手がインターセプト。2シリーズ続けて最初のプレーでターンオーバを許して攻守交代となります。再びゴール前21ヤードからの厳しい状況から富士通の攻撃は、RB#21三宅選手が7ヤード前進したところで3Qが終わり、試合は4Qに入ります。3rdダウン3ヤード、ゴール前14ヤードからの富士通のパスは失敗。しかしホールディングの反則が取られハーフディスタンス7ヤードまで富士通は前進します。次のプレーでは、パスラッシュを受けたQB#8大内選手が走り出しますが、そこをDL#91森田選手がタックル。その反動で転がり出たボールをLB#31大西選手が飛び込みリカバー。またもゴール前で相手の攻撃を防ぎきります。
ゴール前12ヤードからと厳しいBIG BLUEのスタート。RB#32遠藤(集)選手のランでダウンを更新するものの、プレーが繋がらずパントで交代します。富士通はQB#15野沢選手がパスで確実に前進し、ゴール前12ヤードで4thダウン1ヤードが残ります。富士通はWR#85松井選手へTDパスを通しますが、その松井選手のフォルススタートの反則で5ヤード罰退。プレーが取り消されFGチームが入ってきます。K#25大塚選手の34ヤードFGトライですが、中央付近をDL#99島野選手が割って入ると、右手でボールをブロック。またもディフェンスが富士通の追加点を阻止します。BIG BLUEはQB#7馬島選手が登場しますが、このシリーズもダウン更新出来ずにパントで交代。富士通は残りの時間をプレーで流し試合終了となります。
昨年はWR#4グラント選手、RB#2ニクソン選手の2人のアメリカ人選手のプレーを止められず失点を重ねました。この春の試合では、ルーキーRB#28香川選手、2年目のRB#21三宅選手が、その2人のお株を奪うかのような活躍を見せています。特にルーキーのRB#28香川選手は、小柄な体格ながらも俊敏なカットバックと加速力で一気にスクリメージラインからダウンフィールドを抜ける華麗なランプレーを見せており、BIG BLUEディフェンスも苦しめられそうです。エースQBのQB#18高木選手は出場せず、ベテランのQB#8大内選手とQB#15野沢選手が出場しており、富士通オフェンスとしても秋の本番に向けて、様々なプレーを投入してくることが予想されます。梅雨明けのような暑い日差しの中、K#19丸山選手のキックオフで試合が始まります。
同点に追いつくも、ミスから失点を重ねる
自陣32ヤードから、富士通のファーストドライブ。QB#15野沢選手からWR#85松井選手へのパスでダウンを更新。しかし次のプレーでは、スクランブルに出ようとしたQB#15野沢選手を、LB#43本田選手、LB#42酒井選手がダブルでタックルし前進を許しません。その後、RB#28香川選手、RB#21三宅選手とランでボールを進めると、BIG BLUEの反則もありゴール前20ヤードでファーストダウンを更新します。ここからWR#4グラント選手へのパスはDB#11村井選手が3ヤードで止めたものの、続いて今度はWR#4グラント選手へピッチをすると、そのまま左オープンを駆け上がり先制のTDを奪われます。BIG BLUEのファーストドライブは、QB#2政本選手のパスは3回続けて失敗となりますが、相手のオフサイドの反則で3rdダウン5ヤード。ここでRB#32遠藤(集)選手へのショートパスからのランアフターキャッチ(RAC)でダウンを更新します。その後4thダウン1ヤードからのギャンブルでは、TE#40スタントン選手へ9ヤードのパスが通りダウン更新。さらにWR#3遠藤(太)選手へパスが通りますがダウン更新には至らず4thダウン2ヤードが残ります。ここでK#19丸山選手が登場し、53ヤードのフィールドゴール(FG)を狙います。しかしこのキックはゴールポストに届かず失敗。攻撃権は富士通に移ります。続く富士通の攻撃では、ゴール前22ヤードまで進まれますが、LB#22中山選手が見事なパスインターセプトを見せ窮地を救います。
QBがQB#7馬島選手に変わりBIG BLUEのオフェンスシリーズ。自陣奥からのスタートですが、WR#15九里選手にパスが通るとRACで距離を伸ばし26ヤード進みます。さらにWR#84近江選手へのパスでダウンを更新し敵陣に入り、RB#32遠藤(集)選手が3ヤード進めたところで試合は2Qに入ります。TE#40スタントン選手へダウン更新のパスで進むと、ここからはRB#32遠藤(集)選手、RB#4鈴木(恵)選手とランプレーで刻み、ゴール前10ヤードまで前進します。最後は、フィールド中央に走り込んできたWR#84近江選手へパスが通ると、ディフェンス2人からタックルを受けながらも体をエンドゾーンへ押し込み、同点のTDを奪います。
次の富士通オフェンスでは、RB#28香川選手のランで敵陣に入りますが、QB#15野沢選手をLB#42酒井選手、DL#91森田選手がQBサックで後退。これが響き富士通は4thダウンでパントを蹴り攻撃権がBIG BLUEに移動します。しかし続くBIG BLUEのシリーズも、反則で罰退しダウン更新が出来ずにパントで終わります。富士通はQBをQB#8大内選手に交代すると、WR#84神選手へのパスでダウン更新。次のRB#21三宅選手のダイブはLB#31大西選手(*1)が4ヤードで止めたものの、続くRB#21三宅選手のダイブは、スクリメージラインを抜けると素早く右にカット。さらに加速して一気にサイドラインを駆け上がり53ヤードのTDランとなります。
(*1)当日#35から#31へ番号変更
逆転され反撃に移るBIG BLUEは、QB#7馬島選手からWR#84近江選手へのパスでまずはダウン更新をすると、続いてRB#32遠藤(集)選手のランにQB#7馬島選手のスクランブルでさらにダウンを更新します。RB#4鈴木(恵)選手のランで敵陣に入り、さらにダウン更新を狙いますが、富士通の厚い守備もあり逆に押し戻されてしまいます。敵陣47ヤードで4thダウン3ヤードが残ったため、P#16近藤選手が登場しパントをキック。ここで、右サイドから漏れてきてWR#85松井選手がキックをブロックすると、そのボールを拾い上げてエンドゾーンにまで運ばれてしまいます。予想もしなかったパントブロックリターンTDで、点差は7-21と広げられてしまいます。
2Q残り2分5秒からのBIG BLUEの攻撃は、何とか1本返して前半を折り返したいところ。QBはQB#2政本選手に再び交代すると、まずはWR#82白根選手へ8ヤードのパスが成功。しかし続くプレーでは、ボールキャッチの瞬間にタックルを受けて落球。このシリーズもパントで攻撃権が移動します。P#16近藤選手のパントキックは、大きく敵陣奥まで飛びますが、これをRB#21三宅選手が大きく戻しさらにBIG BLUEの反則による罰退も加わり、ほぼ元の位置迄ボールが戻されてしまいます。富士通は、ディフェンスの好守備と自らの反則で一旦は敵陣45ヤードまで交代しますが、ここからRB#28香川選手へのパスで23ヤード進むと、残り2秒からK#25大塚選手が40ヤードのFGを蹴り込み、7-24としたところで前半が終了します。
ゴールラインを死守、光るディフェンス
後半はBIG BLUEのオフェンスからスタート。QBはQB#7馬島選手が登場し、TE#40スタントン選手への9ヤードパスは成功するものの、3rdダウンのパスは失敗し4thダウン1ヤードからP#16近藤選手が登場しパントとなります。ボールオン自陣27ヤードから蹴られたボールは、高く舞い上がると風にも乗り飛距離を伸ばします。敵陣中央付近に落下したボールは、そのままエンドゾーンに向けて転がりタッチバックとなります。記録上は73ヤード、実際には100ヤードを超えるであろうこの特大パントキックには、スタンドからも思わず歓声と拍手が上がり、BIG BLUEへの大きな後押しにもなります。後半最初の富士通のオフェンスは、QB#15野沢選手によるパス中心のスタイルに変わります。パスでダウンを更新されますが、DL#92草野選手の-6ヤードのロスタックルで後退。しかし再びWR#81坂本選手、WR#83柴田選手、WR#82藏野選手とターゲットを投げ分け敵陣に入ります。3rdダウン3ヤードでのプレーは、QB#15野沢選手が右からのレシーバーにパスを投じますが、これをチップしてボールが浮きます。それを回りに詰めて来たLB#6大滝選手がジャンプしてキャッチ。インターセプトで攻撃権を奪い返します。
何とか追加点を奪いたいBIG BLUEは、QBを再びQB#2政本選手へ交代。得意のパッシングオフェンスでTDを狙いますが、厳しい富士通ディフェンスに阻まれて4thダウンパントで攻撃権が移動します。自陣21ヤードからの富士通の攻撃は、RB#28香川選手のラン。これをLB#42酒井選手、LB#57寺林選手、DL#92草野選手と厳しいラッシュで止めるものの、パスプレーではゲインを許しダウンを更新しつつBIG BLUE陣内に進まれます。しかしBIG BLUEディフェンスは厳しいプレッシャーを与え続け、QBキープのQB#8大内選手をLB#43本田選手がロスタックルする等好プレーも続きます。さらには、左オープンに走り出たQB#8大内選手が、WR#85松井選手へリパースのピッチをしますが、これにも直ぐさまDL#91森田選手が反応し、ノーゲインタックルで止めます。このシリーズは、4thダウンでP#39吉田選手がパントを蹴り、BIG BLUEディフェンスが粘り強さを見せます。
ディフェンスの期待に答えたいオフェンスは、2QにTDを奪っているQB#7馬島選手が登場。しかしレシーバーとの呼吸が合わず、4thダウンパントで交代します。富士通はQB#15野沢選手が登場しますが、こちらも厳しいラッシュを受けてパスの軌道が定まらず4thダウンパントで攻守交代となります。QB#2政本選手が登場すると、ランフェイクの後タックルを受けて痛恨のファンブル。ゴール前16ヤードから富士通のオフェンスとなります。富士通も、WR#85松井選手へボールを渡してのフォーワードパス等、スペシャルプレーで追加点を狙いますが、ディフェンスがここも踏みとどまります。4thダウンでは、K#5納所選手が33ヤードFGを狙いますが、激しいラッシュにキックが右にそれて失敗。BIG BLUEディフェンスが粘り強いプレーを見せます。
何とかディフェンスに応えたいオフェンスですが、QB#2政本選手のパスはLB#50海崎選手がインターセプト。2シリーズ続けて最初のプレーでターンオーバを許して攻守交代となります。再びゴール前21ヤードからの厳しい状況から富士通の攻撃は、RB#21三宅選手が7ヤード前進したところで3Qが終わり、試合は4Qに入ります。3rdダウン3ヤード、ゴール前14ヤードからの富士通のパスは失敗。しかしホールディングの反則が取られハーフディスタンス7ヤードまで富士通は前進します。次のプレーでは、パスラッシュを受けたQB#8大内選手が走り出しますが、そこをDL#91森田選手がタックル。その反動で転がり出たボールをLB#31大西選手が飛び込みリカバー。またもゴール前で相手の攻撃を防ぎきります。
ゴール前12ヤードからと厳しいBIG BLUEのスタート。RB#32遠藤(集)選手のランでダウンを更新するものの、プレーが繋がらずパントで交代します。富士通はQB#15野沢選手がパスで確実に前進し、ゴール前12ヤードで4thダウン1ヤードが残ります。富士通はWR#85松井選手へTDパスを通しますが、その松井選手のフォルススタートの反則で5ヤード罰退。プレーが取り消されFGチームが入ってきます。K#25大塚選手の34ヤードFGトライですが、中央付近をDL#99島野選手が割って入ると、右手でボールをブロック。またもディフェンスが富士通の追加点を阻止します。BIG BLUEはQB#7馬島選手が登場しますが、このシリーズもダウン更新出来ずにパントで交代。富士通は残りの時間をプレーで流し試合終了となります。
勝機はあったが、ミスが全て
富士通戦としては、久しぶりに見るディフェンス戦の試合でした。前半の24失点のうち、パントブロックリターンTDの7点以外はディフェンスの責任ですが、無失点に押さえた後半は、ゴール前まで攻め込まれるピンチを、ターンオーバーや相手へのプレッシャーで何度も回避した事は大きな成果だったと思います。RB#21三宅選手には、98ヤードを許しましたが、RB#28香川選手は54ヤードに押さえており、ランディフェンスとしては合格点だったと思います。勿論反省点も多くありましたが、オフェンスラインを割ってQBへのプレッシャーも継続して掛けられており、効果的だったと思います。ただ、欲を言えば後半あれだけのプレーが出来るのだから、それを最初から最後まで継続出来るかどうかが、トップチームとそれ以外のチームの差なのだとも思います。
オフェンスに関しては、QB#7馬島選手がWR#84近江選手へのTDを奪い、その後のオフェンスにも期待が生まれましたが、残念ながらこの試合ではそれを発揮すること無く終わってしまいました。QB#2政本選手のパスも、この試合では安定感に欠けた印象がありますが、それ以上に富士通ディフェンスの厳しいタックルやマッチアップで、レシーバーが手に入ったボールを落とすシーンが何度か見られたことが気になります。パワーで相手が勝るのであれば、スピードで相手よりも先に行く。あるいは、スピードで追いつかれるならば、クイックネスで相手よりも素早く反応し確保する。何か一つでも相手を凌駕する力を持たなければ、トップチームには勝てません。その「何か」をこのオフ中に見つけて、秋のリーグ戦に臨んで欲しいと思います。
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