2ndステージ vs. オービックシーガルズ戦の見所

2010/11/17

昨シーズンからのセカンドステージ制導入以来、初めての勝ち星を初めての関西遠征で挙げたBigBlue。 休む暇もなく、今週末日曜日にはセカンドステージ第二戦、中地区チャンピオンのオービックシーガルズとの対戦が予定されています。オービックもセカンドス テージ初戦で56-2と吹田に圧勝。上位チームの優位性から、十分に休養と準備の時間を取って試合に臨んできます。

オービックとは昨年もセカンドステージで対戦。この時は、初戦のパナソニック戦での大敗のショックを引きずり、14-44と大差で敗れました。オービックとは、レギュラーシーズンでは過去2回対戦。いずれも、ダブルスコアでの敗退であり、未だ勝ち星のないチームの一つです。個人能力に秀でた選手が多く、しかもチームとしてのまとまりもあり、波に乗るとやっかいなチームです。今シーズン、春のパールボウル予選でも対戦し ましたが、0-38と完敗。この時はBigBlueが新チーム体制移行後直ぐというという時期でもありましたが、大きな戦力差を感じざるを得ませんでし た。その後BigBlueも有望新人の加入もありチーム体制を整えてきました。まだまだ「互角」とは言えませんが、これまで対戦した状態の中ではもっとも 準備をして臨むことが出来る試合とは言えそうです。

オフェンスの見所

吹田戦での最大の収穫は、QB#15岡村選手を中心としたパッシングオフェンスが蘇ったことです。パスの獲得距離としては、第四節ブルザイズ戦での 205ヤードを大きく上回る261ヤードを獲得。ターゲットとなるレシーバー陣も、No.1ターゲットWR#17小川選手とのホットラインが確実に機能 し、さらに他のレシーバーにもパスが通り、成功率も82%と安定してきました。しかしオービックのディフェンスはさらに厳しく、両DEにはサイズ、スピー ド、パワーと三拍子揃った#11ケビン・ジャクソン選手、#12カール・ノア選手が配置され、激しいプレッシャーが予想されます。対するは、DLからコン バートされたTE#9松浦選手と、OLからコンバートされたTE#80中山選手の二人。また中央に並ぶDL陣は、100kgを超えるパワーのある選手ばか り。中でも日本でトップクラスと言える#92紀平選手はやっかいな存在。対するC#58清水選手、OL#72村上選手との対決はパスだけでなくランプレー にも影響するだけに、五分以上の勝負に何とか持って行きたいところ。シーズン初めから、プレッシャーに強いパスポケットを意識したポジションを作ってきた だけに、大勝負のこの試合で是非結果を出して欲しいところです。

パッシングオフェンスとは対照的に、吹田戦でもやや物足りない結果に終わったランオフェンス。オービックには強力なDL陣と速いLB陣が揃っている だけに、中央突破は厳しいと予想されます。オプション、あるいはドロープレーのように、相手の動きを読んで確実にゲインを積み重ねていくリードオフェンス が効果的でしょうか。RB陣に取ってはスタミナとの戦いになるかもしれませんが、フィールドを左右にも使い、相手の守備範囲を広げ、そこに出来たスペース を突くプレーが必要です。5ヤード、10ヤードのゲインは厳しくても、3ヤードで止められるところを3.5ヤードまで粘ればダウンは更新して前進出来ま す。毎プレー毎に、その0.5ヤードにこだわる走りが出来れば、必ず勝機も生まれるでしょう。

ディフェンスの見所

再三ゴール前まで攻め込まれ、また4thダウンギャンブルを仕掛けられても、耐え抜いたBigBlueディフェンス陣。Xリーグの試合解説で「失点 しないラバーバンド守備」と評されたように、DL/LBのギャングタックルシーンが何度も見られ、試合の初めから最後まで吹田オフェンスにプレッシャーを 与え続けました。しかし、今回のオービックオフェンスには、ゴムの柔軟さに鉄の強さが無ければ防ぎきれない強力なランナーが揃っています。マークするの は、#20古谷選手と#21杉原選手の二人。この二人とのマッチアップを期待したいのが、今シーズンBigBlueに加入したLB#55藤田選手。オー ビックでLBとして活躍した後、チームスタッフとしてチームをサポートしていましたが、今シーズン再び現役復帰を決意。縁がありBigBlueのユニ フォームを着ることになりました。加入時期が夏からと遅かったため、シーズン前半の試合ではやや戸惑うような様子も見られたものの、ここ最近の試合では タックリングリーダーとして活躍しています。こんなにも直ぐに古巣との対戦が実現するとは、本人にとっても意外だったと想像しますが、それが逆に彼の闘志 に火を付け、周りの選手にも伝搬しビッグプレーが生まれることを期待しています。

BigBlueディフェンスが注意しなければならないのは、今シーズンオービックに移籍し春から活躍しているQBの菅原選手です。サイズ的には小柄 な体型ながら、パスもランもあり、さらに瞬間瞬間での判断力は大学時代から折り紙付きです。特にパスについては、オービックの優秀なレシーバー陣もあり、 毎試合好成績を残しています。BigBlueも、#3サンプル選手をDBに入れるなど、これまでの試合でもパス対策をしてきましたが、破壊力のあるオー ビックのパスプレーをどれだけ防ぐことが出来るかが重要です。メインターゲットである、#83清水選手、#85萩山選手と、DB#3サンプル選手、#22 中山選手とのマッチアップが、この試合の注目点の一つです。

試合の見所

BigBlueがファイナルステージに進むためには、この試合に勝つか、他のブロックも含めて全ての2位チームが敗れて3チームでの抽選に勝つかの 二つしかありません。つまり、実質的にこの試合に勝たなければファイナルステージへの道もないわけです。BigBlueにとって勝機がある試合展開は、と にかく僅差での接戦に持ち込むこと。その為には、まずミスをしないことが最も重要。前回の試合で、獲得距離では大きくリードした吹田に大差で勝つことがで きのは、相手のミスが多くそれも重要な場面で発生したからです。今度は、それが逆の立場にならないことが最も重要な事でしょう。

また、僅差の展開に持ち込めれば、勝敗を決めるのはキッキングゲーム。今シーズンBigBlueの中で一番活躍しているのがキッキングゲームで活躍 するスペシャルチーム。先の試合でも二つのキックオフリターンTDを見せましたが、キックカバーでも相手にリターンを許さず相手のオフェンスを苦しめてい ます。今回はMr.リターンTDとでも言うべきWR#83清水選手もおり、これまで以上に油断できず厳しい試合になります。スペシャルチームの活躍が、こ れまで以上に注目される試合になります。。Go BigBlue!

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