あるOBの呟き(番外編) - 第5回IFAFシニア世界選手権観戦記(1)

2015/07/15

三大会振りの優勝を目指している日本チーム。初戦のアメリカ戦では、前半では互角に近い試合展開を見せながらも、後半開始早々にTDを許すと、そのままモメンタムを掴めずに18-43で敗戦。厳しいスタートとなりました。残念ながら初戦は現地で観戦出来なかったものの、メキシコ戦前日にオハイオ州カントンに入る事が出来、翌日に控えた重要な試合に向けて静かに準備を進めるチームを見ることが出来ました。

この日は午後に予定していたフィールドでの練習が雷雨のために途中で中断となったため、外での練習風景は見られませんでしたが、夕方現地での滞在先となっているウォルシュ大学体育館でのウォークスルーの様子を見ることが出来ました。練習に先立ち、急遽メキシコのメディアから、両チームのキープレーヤー同士の写真撮影のリクエストが入り、DL#92紀平選手、WR#18木下選手、DB#14藤本選手が、それぞれ明日対戦することになる相手チーム選手との撮影に応じていました。その後メディア用に遠征チーム全員での集合写真撮影などあり、リラックスしたムードの中ウォークスルーが開始され、翌日の試合に向けて一つ一つのプレー確認が入念に行われました。

外から観る限りでは、どの選手もリラックスしており、次のメキシコ戦に勝利して、決勝で再度アメリカと対戦して勝利するという静かな闘志が感じられる雰囲気でした。アメリカ戦から2日空けての試合となる日本に対して、メキシコは初戦(9日)にアメリカと対戦後、12日は試合が無かったため、日本戦に向けてかなり入念な準備をしている様子です。アメリカチームという共通の対戦チームに対して、メキシコは30-6と言う結果でした。2TD+1FGを奪った日本に対して、2FGに押さえられたメキシコですが、オフェンス力は日本チームに分があるように見られます。方やディフェンスでは、43失点の日本に対して30失点と健闘していますが、日本チームとしてはアメリカ戦での、特に後半一気にTDを奪われたプレーの反省を生かすことが出来れば、十分に勝機はあるでしょう。

これまでシニア選手権では日本に敗れて何度も悔しい思いをしてきたメキシコチームだけに、この試合に賭ける意気込みはかなり大きいと予想されます。日本チームとしても、体力だけで無く気力でも最後までプレーをやり通す気概を見せて欲しい対戦です。この試合に勝利すれば、前回大会の3位からアップして、2位以上が確定します。しかし順位よりも、この試合に勝利し、多分勝ち上がってくるであろうアメリカともう一度対戦し、今度は勝利を掴むというより高いゴールに向けて、明日の試合は全力を尽くして欲しいと思います。

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