あるOBの呟き- 第四節: vs エレコム神戸ファイニーズ戦
2019/10/08
リーグ戦折返し、第四節の対戦チームは、関西から遠征してくるエレコム神戸ファイニーズ(以下、エレコム神戸)との対戦となります。エレコム神戸とは、これまでリーグ戦で2回、Japan X Bowl(JXB)準々決勝で1回対戦し、3戦3勝と相性の良い相手。特に昨年の対戦では、リーグ戦最終節で遠征してきたエレコム神戸と対戦し、この時は55-17と圧勝しましたが、続くJXB準々決勝ではBigBlueが関西に遠征して対戦。この時は前半をリードを許して折り返す苦しい内容になりましたが、後半はモメンタムを取り返して相手の反撃をFGの3点に抑え、逆転をして勝利しています。
今シーズンのエレコム神戸は、昨年のチームから30名を超える選手が入れ替わっており、オフェンス・ディフェンスともに大きく変化していることが想像されます。オフェンスでは2年目のQB#19ソコール選手が好調。新加入のWR#21アヌワー選手をメインターゲットに、パッシングオフェンスが充実するとともに、こちらも新加入のRB#44白神選手がグランドアタックを支え、ラン・パスとバランスの取れたオフェンスを展開しています。ディフェンスは、オフェンス程のメンバーの入れ替わりは無いものの、DL/DBユニットが補強されており、BigBlueとしてはパッシングオフェンスがどれだけ通用するか試されます。
次のBigBlueの攻撃では、3rdダウンでQB#3クラフト選手が大きく後退してタックルを受け、4thダウンパントも距離が伸びず、エレコム神戸は敵陣36ヤードからファーストダウン。ここからWR#21アヌワー選手にTDパスが通り、3-14と点差が広がります。次のBigBlueの攻撃も、3rdダウンでQB#3クラフト選手がサックを受けて後退し、4thダウンはパントで後退。敵陣45ヤードからのエレコム神戸の攻撃は、ファーストダウンのパス失敗の後の2ndダウン。ハンドオフを受けたRB#22川淵選手は、LB#5コグラン選手のタックルをスティフアームで振りほどくと、そのまま独走。あっと言う間に追加点を許し、3-21とさらに点差が広がります。
エレコム神戸K#12山崎選手のキックオフはタッチバックとなり、自陣25ヤードからのBigBlueの攻撃。ハンドオフを受けたRB#28伊藤選手は、左オープンを駆け上がりダウンを更新。この時にフェイスマスクの反則でさらにボールは進み、敵陣44ヤードに入ります。続けて、RB#28伊藤選手、RB#4鈴木選手、RB#47山中選手とランプレーでボールを進めて、ゴール前27ヤードまで進めたところで、試合は2Qに入ります。3rdダウン10ヤードからダウン更新を狙ったパスは失敗。4thダウンとなり、K#11佐藤選手が43ヤードFGを狙いますが、これは右に逸れて失敗。ところが、次のエレコム神戸のファーストダウンのプレーで、DL#34ブルックス選手、DL#93佐久間選手のラッシュを受けて投じたQB#19ソコール選手のパスを、DB#1中谷選手がインターセプト。直ぐさま攻撃権を奪い返します。
敵陣49ヤードからのBigBlueの攻撃は、TE#40スタントン選手へのパスでダウンを更新すると、再びスタントン選手へパスが成功。ゴール前5ヤードでファーストダウンを更新します。ここからQB#3クラフト選手は、遅れてエンドゾーンに走り込んだRB#28伊藤選手へTDパスを通し、10-21と追撃が始まります。次のエレコム神戸の攻撃は、WR#21アヌワー選手へのパスでダウンを更新して、敵陣32ヤードでファーストダウンとなります。そのファーストダウンのプレー、ハンドオフを受けたRB#24芦田選手はボールをジャッグルすると、そこにDL#44福岡選手が飛び込みボールを落とすと、それをDB#23北村選手が飛び込みリカバー。
モメンタムを掴んだBigBlueは、WR#82白根選手へのパスで敵陣に入ると、RB#4鈴木選手が中央を抜けると、タックルを二度三度と交わして一気にゴール前9ヤードで前進。次のRB#47山中選手のダイブが6ヤード前進した後、ワイルドキャット隊形でスナップを受けたTE#40スタントン選手がタックルを受けながらもエンドゾーンに飛び込み、TDを奪います。しかしその後のキックオフ、エンドゾーン内でボールをキャッチしたDB#1ドレイパー選手は、タッチバックでは無くそのままリターンを開始。一瞬気持ちが切れたのか、対応が遅れたBigBlueキックカバーの選手をスピードで振り切ると、そのまま100ヤードキックオフリターンTDを奪われてしまいます。
あっけなくTDを許して嫌な空気が流れますが、直後のK#12山崎選手のキックオフを、WR#85鈴木選手が自陣36ヤードまで戻します。ここからDBの裏に抜けたWR#14前田選手にパスが通ると、ランアフターキャッチ(RAC)で、一気にゴール前5ヤードまでボールを運びます。次のプレーでは、QB#3クラフト選手がラッシュを受けて右サイドに逃げながら投じたパスをTE#40スタントン選手がキャッチ。DB#1ドレイパー選手のタックルを受けるものの、そのまま倒れ込みながらもボールをエンドゾーンに運び、BigBlueも2プレーでTDを奪い返します。24-28と点差を詰めた後は、両チーム決め手に欠け2Qが終了します。
自陣奥からのエレコム神戸の攻撃は、ランとパスで小刻みに刻み前進。3rdダウン6ヤードのプレーでは、外からラッシュしたDL#34ブルックス選手が、QB#19ソコール選手をロスタックルしますが、この時マスクに手が掛かり反則でファーストダウンを与えてしまいます。さらに、BigBlueのオフサイドの反則が続き、エレコム神戸は労せずして前進すると、RB#22川淵選手が中央をついて一気にゴール前4ヤードまで進めます。ここからBigBlueディフェンスが踏みとどまり、前進を阻止。エレコム神戸を、K#12山城選手の20ヤードFGの3点に止めます。
この後のエレコム神戸K#12山崎選手のキックで反則が続いた後、BigBlue自陣26ヤードからの攻撃は、RB#4鈴木選手が中央を突破して14ヤード進んだところで、3Qが終わり4Qに入ります。サイドが替わり、自陣40ヤードからBigBlueのファーストダウンのプレー。ハンドオフを受けたRB#4鈴木選手は、反対側から走ってきたWR#84近江選手へボールをトス。WR#87松岡選手、QB#3クラフト選手がリードブロッカーを務める中、WR#84近江選手が敵陣24ヤードまでボールを運びます。さらにWR#84近江選手へパスが通ると、ゴール前2ヤードでファーストダウンを更新します。ここでBigBlueはスペシャルプレーを出します。DE#34ブルックス選手が左レシーバーの位置に入ると、DB二人のマークも何のその、その長身を生かして大きくジャンプをしてTDパスをレシーブ。キックも成功し、31-31の同点に追いつきます。
続くエレコム神戸の攻撃では、一度はフィールド中央付近まで進むものの、ホールディングの反則で10ヤード後退。ところが、QB#19ソコール選手は、ラッシュを受けながらも、空いたスペースに走り込んできたWR#21アヌワー選手へパス。これをキャッチしたアヌワー選手は、フィールドを左から右に横切りディフェンスを振り切ると、そのまま63ヤードを走りきりTDを奪います。再びエレコム神戸が31-38と試合をリードします。
タッチバックからのBigBlueの攻撃は、RB#47山中選手が右オープンに走り出て22ヤードの前進。RB#4鈴木選手のランに、相手の反則もあり敵陣に入ると、WR#14前田選手、WR#84近江選手とパスが続けて成功し、ゴール前23ヤードでファーストダウンを更新しますが、次のプレーでBigBlueにフォルススタートの反則で5ヤード罰退。しかし、この試合好調なRB#47山中選手は、スクリメージライン手前で右から左にカットバックすると、ダウンフィールドに走り出し14ヤードの前進。残り1ヤードは、RB#4鈴木選手が突進しダウンを更新します。ゴール前12ヤードからのファーストダウンのプレーは、WR#84近江選手へのパス。ゴール前5ヤードでパスをキャッチした近江選手は、二人からタックルを受けながらもエンドゾーンに飛び込みTD。再び38-38の同点に追いつきます。
エレコム神戸の攻撃はDL#92トゥアウ選手のQBサックもありパントで終了。時間を消化しつつ逆転して終わりたいBigBlueですが、エレコム神戸のディフェンスも厳しく、こちらも4thダウンパントで終わります。自陣50ヤードからのエレコムの攻撃は、WR#21アヌワー選手へのショートパス成功の後の2ndダウン、タイミングを計ってQB#19ソコール選手が投じたパスを、再びWR#21アヌワー選手がキャッチすると、そのまま46ヤードのTDレシープになります。残り1分6秒からのBigBlueの攻撃は、パスを繋いで敵陣に入りますが、QB#3クラフト選手からTE#40スタントン選手へのフリーフリッカーを読んでいたDB#1ドレイパー選手が、スタントン選手をタックルしタイムアップ。38-45で試合終了となりました。
気になるのは、エレコム神戸が上げた6TDのうち、5TDは45ヤード以上の独走プレーで許していることです。エレコム神戸がBigBlueのディフェンスを良く研究していた成果であることは間違い無いとは思いますが、ハーフタイムを挟んだ3Qには対応出来ていただけに、そこからさらにもう一歩前に進むことが出来なかったことが悔やまれます。それはオフェンスも同様で、やはり序盤のスロースタートが悔やまれます。また、キックオフでは、エレコム神戸は積極的にリターンを試みて、それがオフェンスに上手く繋がった印象があります。その点、タッチバックを強いられていたBigBlueは、無意識のうちに消極的なオフェンススタートをしてしまったことが、最後には響いたようにも感じられます。いずれにしても、この試合の結果、残り3試合3勝がJXB準決勝進出の必須条件となりました。それを「焦り」ではなく、さらに先を目指す「動機」に昇華させて、残り3試合を勝ち抜いて欲しいと思います。Go BigBlue!
今シーズンのエレコム神戸は、昨年のチームから30名を超える選手が入れ替わっており、オフェンス・ディフェンスともに大きく変化していることが想像されます。オフェンスでは2年目のQB#19ソコール選手が好調。新加入のWR#21アヌワー選手をメインターゲットに、パッシングオフェンスが充実するとともに、こちらも新加入のRB#44白神選手がグランドアタックを支え、ラン・パスとバランスの取れたオフェンスを展開しています。ディフェンスは、オフェンス程のメンバーの入れ替わりは無いものの、DL/DBユニットが補強されており、BigBlueとしてはパッシングオフェンスがどれだけ通用するか試されます。
序盤の失点をなんとか挽回
エレコム神戸K#12山崎選手のキックオフはタッチバックとなり、自陣25ヤードからBigBlueの攻撃が始まります。TE#40スタントン選手へのパスでダウンを更新すると、WR#84近江選手が肩越しのパスをキャッチして、一気にゴール前22ヤードまで前進します。しかし、3rdダウンロングでQB#3クラフト選手がサックを受けて後退すると、4thダウンでK#11佐藤選手が登場。44ヤードのFGを成功させ、3-0と先制点を獲得します。続くエレコム神戸最初の攻撃、QB#19ソコール選手は、WR#7森選手へパスが成功し敵陣に入ります。ここでハンドオフを受けたRB#44白神選手は、ディフェンスのタックルを上手く掻い潜り右サイドランを独走。3-7と直ぐさま逆転を許してしまいます。次のBigBlueの攻撃では、3rdダウンでQB#3クラフト選手が大きく後退してタックルを受け、4thダウンパントも距離が伸びず、エレコム神戸は敵陣36ヤードからファーストダウン。ここからWR#21アヌワー選手にTDパスが通り、3-14と点差が広がります。次のBigBlueの攻撃も、3rdダウンでQB#3クラフト選手がサックを受けて後退し、4thダウンはパントで後退。敵陣45ヤードからのエレコム神戸の攻撃は、ファーストダウンのパス失敗の後の2ndダウン。ハンドオフを受けたRB#22川淵選手は、LB#5コグラン選手のタックルをスティフアームで振りほどくと、そのまま独走。あっと言う間に追加点を許し、3-21とさらに点差が広がります。
エレコム神戸K#12山崎選手のキックオフはタッチバックとなり、自陣25ヤードからのBigBlueの攻撃。ハンドオフを受けたRB#28伊藤選手は、左オープンを駆け上がりダウンを更新。この時にフェイスマスクの反則でさらにボールは進み、敵陣44ヤードに入ります。続けて、RB#28伊藤選手、RB#4鈴木選手、RB#47山中選手とランプレーでボールを進めて、ゴール前27ヤードまで進めたところで、試合は2Qに入ります。3rdダウン10ヤードからダウン更新を狙ったパスは失敗。4thダウンとなり、K#11佐藤選手が43ヤードFGを狙いますが、これは右に逸れて失敗。ところが、次のエレコム神戸のファーストダウンのプレーで、DL#34ブルックス選手、DL#93佐久間選手のラッシュを受けて投じたQB#19ソコール選手のパスを、DB#1中谷選手がインターセプト。直ぐさま攻撃権を奪い返します。
敵陣49ヤードからのBigBlueの攻撃は、TE#40スタントン選手へのパスでダウンを更新すると、再びスタントン選手へパスが成功。ゴール前5ヤードでファーストダウンを更新します。ここからQB#3クラフト選手は、遅れてエンドゾーンに走り込んだRB#28伊藤選手へTDパスを通し、10-21と追撃が始まります。次のエレコム神戸の攻撃は、WR#21アヌワー選手へのパスでダウンを更新して、敵陣32ヤードでファーストダウンとなります。そのファーストダウンのプレー、ハンドオフを受けたRB#24芦田選手はボールをジャッグルすると、そこにDL#44福岡選手が飛び込みボールを落とすと、それをDB#23北村選手が飛び込みリカバー。
モメンタムを掴んだBigBlueは、WR#82白根選手へのパスで敵陣に入ると、RB#4鈴木選手が中央を抜けると、タックルを二度三度と交わして一気にゴール前9ヤードで前進。次のRB#47山中選手のダイブが6ヤード前進した後、ワイルドキャット隊形でスナップを受けたTE#40スタントン選手がタックルを受けながらもエンドゾーンに飛び込み、TDを奪います。しかしその後のキックオフ、エンドゾーン内でボールをキャッチしたDB#1ドレイパー選手は、タッチバックでは無くそのままリターンを開始。一瞬気持ちが切れたのか、対応が遅れたBigBlueキックカバーの選手をスピードで振り切ると、そのまま100ヤードキックオフリターンTDを奪われてしまいます。
あっけなくTDを許して嫌な空気が流れますが、直後のK#12山崎選手のキックオフを、WR#85鈴木選手が自陣36ヤードまで戻します。ここからDBの裏に抜けたWR#14前田選手にパスが通ると、ランアフターキャッチ(RAC)で、一気にゴール前5ヤードまでボールを運びます。次のプレーでは、QB#3クラフト選手がラッシュを受けて右サイドに逃げながら投じたパスをTE#40スタントン選手がキャッチ。DB#1ドレイパー選手のタックルを受けるものの、そのまま倒れ込みながらもボールをエンドゾーンに運び、BigBlueも2プレーでTDを奪い返します。24-28と点差を詰めた後は、両チーム決め手に欠け2Qが終了します。
最後にモメンタムを掴みきれず
後半3Qは、ルーキーK#19佐藤選手のキックオフから。DE#34ブルックス選手のロスタックルが響き、3rdダウンでのダウン更新のパスを、DB#7宮川選手が阻止。続くBigBlueの攻撃では、RB#4鈴木選手が中央を突破すると22ヤードのランを見せれば、今度はRB#47山中選手が右オープンを駆け上がり敵陣30ヤードまでボールを運びます。ここからTDを狙うBigBlueですが、3rdダウンでQB#3クラフト選手が-12ヤードのロスタックルを受け、FGレンジからも後退。K#11佐藤選手が登場しますが、パントで攻撃権が移動します。自陣奥からのエレコム神戸の攻撃は、ランとパスで小刻みに刻み前進。3rdダウン6ヤードのプレーでは、外からラッシュしたDL#34ブルックス選手が、QB#19ソコール選手をロスタックルしますが、この時マスクに手が掛かり反則でファーストダウンを与えてしまいます。さらに、BigBlueのオフサイドの反則が続き、エレコム神戸は労せずして前進すると、RB#22川淵選手が中央をついて一気にゴール前4ヤードまで進めます。ここからBigBlueディフェンスが踏みとどまり、前進を阻止。エレコム神戸を、K#12山城選手の20ヤードFGの3点に止めます。
この後のエレコム神戸K#12山崎選手のキックで反則が続いた後、BigBlue自陣26ヤードからの攻撃は、RB#4鈴木選手が中央を突破して14ヤード進んだところで、3Qが終わり4Qに入ります。サイドが替わり、自陣40ヤードからBigBlueのファーストダウンのプレー。ハンドオフを受けたRB#4鈴木選手は、反対側から走ってきたWR#84近江選手へボールをトス。WR#87松岡選手、QB#3クラフト選手がリードブロッカーを務める中、WR#84近江選手が敵陣24ヤードまでボールを運びます。さらにWR#84近江選手へパスが通ると、ゴール前2ヤードでファーストダウンを更新します。ここでBigBlueはスペシャルプレーを出します。DE#34ブルックス選手が左レシーバーの位置に入ると、DB二人のマークも何のその、その長身を生かして大きくジャンプをしてTDパスをレシーブ。キックも成功し、31-31の同点に追いつきます。
続くエレコム神戸の攻撃では、一度はフィールド中央付近まで進むものの、ホールディングの反則で10ヤード後退。ところが、QB#19ソコール選手は、ラッシュを受けながらも、空いたスペースに走り込んできたWR#21アヌワー選手へパス。これをキャッチしたアヌワー選手は、フィールドを左から右に横切りディフェンスを振り切ると、そのまま63ヤードを走りきりTDを奪います。再びエレコム神戸が31-38と試合をリードします。
タッチバックからのBigBlueの攻撃は、RB#47山中選手が右オープンに走り出て22ヤードの前進。RB#4鈴木選手のランに、相手の反則もあり敵陣に入ると、WR#14前田選手、WR#84近江選手とパスが続けて成功し、ゴール前23ヤードでファーストダウンを更新しますが、次のプレーでBigBlueにフォルススタートの反則で5ヤード罰退。しかし、この試合好調なRB#47山中選手は、スクリメージライン手前で右から左にカットバックすると、ダウンフィールドに走り出し14ヤードの前進。残り1ヤードは、RB#4鈴木選手が突進しダウンを更新します。ゴール前12ヤードからのファーストダウンのプレーは、WR#84近江選手へのパス。ゴール前5ヤードでパスをキャッチした近江選手は、二人からタックルを受けながらもエンドゾーンに飛び込みTD。再び38-38の同点に追いつきます。
エレコム神戸の攻撃はDL#92トゥアウ選手のQBサックもありパントで終了。時間を消化しつつ逆転して終わりたいBigBlueですが、エレコム神戸のディフェンスも厳しく、こちらも4thダウンパントで終わります。自陣50ヤードからのエレコムの攻撃は、WR#21アヌワー選手へのショートパス成功の後の2ndダウン、タイミングを計ってQB#19ソコール選手が投じたパスを、再びWR#21アヌワー選手がキャッチすると、そのまま46ヤードのTDレシープになります。残り1分6秒からのBigBlueの攻撃は、パスを繋いで敵陣に入りますが、QB#3クラフト選手からTE#40スタントン選手へのフリーフリッカーを読んでいたDB#1ドレイパー選手が、スタントン選手をタックルしタイムアップ。38-45で試合終了となりました。
残り試合を全力で突破
前節のパナソニック戦同様、序盤に失点を許して点差が開きましたが、やはり前回同様FG差まで追い上げて前半を終わり、後半へののぞみを繋げました。3Qはディフェンス戦となりどちらも譲らなければ、4Qは逆にオフェンス戦となり、再び両チームの点の取り合いとなりましたが、最後の最後にBigBlueのオフェンスが一歩及ばずエレコム神戸にチャンスを与えてしまい、この試合もあと一歩の所で勝利を逃す結果になってしまいました。前節のパナソニック同様、昨年の雪辱をという強い気持ちが、シーソーゲームの最後の最後に出たように感じられる試合でした。BigBlueも決して油断はしていなかったと思いますが、それ以上に相手チームの思いが強かった試合だったと思います。気になるのは、エレコム神戸が上げた6TDのうち、5TDは45ヤード以上の独走プレーで許していることです。エレコム神戸がBigBlueのディフェンスを良く研究していた成果であることは間違い無いとは思いますが、ハーフタイムを挟んだ3Qには対応出来ていただけに、そこからさらにもう一歩前に進むことが出来なかったことが悔やまれます。それはオフェンスも同様で、やはり序盤のスロースタートが悔やまれます。また、キックオフでは、エレコム神戸は積極的にリターンを試みて、それがオフェンスに上手く繋がった印象があります。その点、タッチバックを強いられていたBigBlueは、無意識のうちに消極的なオフェンススタートをしてしまったことが、最後には響いたようにも感じられます。いずれにしても、この試合の結果、残り3試合3勝がJXB準決勝進出の必須条件となりました。それを「焦り」ではなく、さらに先を目指す「動機」に昇華させて、残り3試合を勝ち抜いて欲しいと思います。Go BigBlue!
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