パールボウル vs. シーガルズ戦の見所

2010/05/27

前節ハリケーンズに48-0で完勝したBigBlue。約一月のインターバルの後に迎える第二戦の相手は、強豪オービックシーガルズです。シーガルズもすでにハリケーンズと今シーズン最初の試合を済ませており、やはり52-7と完勝。ブロック優勝とパールボウル決勝トーナメント進出をかけて、この日曜日に対戦します。シーガルズとは、昨シーズンのセカンドステージ最終戦で対戦。この時は力の差を見せつけられて、14-44で敗戦。BigBlueとして悔しいシーズン最後の試合になりました。

これまでの春の試合では、試合には勝つもののオフェンスにしてもディフェンスにしても今一つスッキリしない内容の試合が殆どでした。前回のハリケー ンズ戦では、反省点もあったものの、オフェンス・ディフェンスともに試合前に目標としたゲームプランを実行することが出来、満足できる内容でした。それか ら十分な準備期間を経て、いよいよ強豪チームとの対戦で真価が問われる試合になります。

オフェンスの見所

前節では、ランプレーで323ヤード、パスプレーで249ヤード、トータル572ヤードを獲得したBigBlueオフェンスチーム。RBで は、#24中野選手が105ヤード/2TDの快走を見せました。#30工藤選手(83ヤード)、#26吉津選手(79ヤード/1TD)と、この3選手で合 計267ヤード、ランプレーの80%以上を獲得しましたので、この試合でもこの3選手の突進に注目です。とは言っても、今回はさらに強力なシーガルズディ フェンス陣が相手。前節では2回ファンブルがあり、1回は相手のリカバーを許しています。特にシーガルズディフェンス陣は、ボールタックルで常にファンブ ルフォースを狙ってきますから、RB陣としては距離を獲得することは勿論、これまで以上にボール確保に集中が必要でしょう。

オフェンスの要として、QBの活躍は欠かせません。前節では、QB#14多川選手とQB#13澁井選手が活躍。特に#13澁井選手は、今シーズンか ら本格的にフィールドに復帰。学生時代を彷彿させるパッシングプレーを随所に見せ、終わってみれば13/19の成功、178ヤード/2TDとこの試合の パッシングオフェンスをリードしました。自らも「走り好き」な多川選手と、パスに定評のある澁井選手という、タイプの異なる2人のQBを効果的に使うこと で、これまで以上にプレーに幅が生まれ得点チャンスが広がると期待されます。レシーバー陣も、WR#1岸選手、WR#89円谷選手と、若手・ベテラン両選 手が活躍し好調なシーズンスタートを見せてくれたことから、さらにスリリングな空中戦がこの試合では見られるでしょう。

ディフェンスの見所

再三ゴール前まで攻め込まれるピンチを迎えたものの、ビッグプレーでそれを押し返し、結果相手チームを無得点に抑えたBigBlueディフェンス チーム。その中でも特に活躍が目立っていたのは、今シーズン2年振りにコーチ専任から選手兼任でフィールドに戻ってきた、LB#4坂本選手です。LB陣の チームリーダーとしてLB陣を引っ張るとともに、動物的感(?)とも言えるボールに対しての嗅覚の鋭さで2インターセプト/1パスカットを記録。「ベテラ ン」を感じさせない、運動量の多いプレーを試合中見せるスタミナもあり、この試合でもビッグプレーが期待されます。

同じLBのポジションながら、逆に渋い活躍を見せたのが新人のLB#19鄭選手。3Q序盤のハリケーンズFGトライではキックボールをブロックし、 そこからターンオーバーに繋ぎ、さらに4Q終盤ゴール前2ヤードの場面では、ボールキャリアーの腕からボールを掻き出し、再びファンブルリカバーを演出す る活躍を見せました。記録には表れませんが、随所で好タックルも見せており、ディフェンスの要、LB陣にまた頼もしいメンバーが加わりました。シーガルズ の強力なオフェンス陣、特にスピードとパワーのあるRB陣との一対一の対決は、見物でもありこの試合の勝敗を決める重要な場面になるでしょう。

試合の見所

前節の反省でもっとも重要な事は、7回あったTFPのプレーを4回失敗したこと(キック3回/プレー1回)。この試合でBigBlueに勝機があるとすれば、接戦に持ち込み最後に僅差で逃げ切るパターン。勿論、3年前のオンワードスカイラーク戦の ように、TFPキックがことごとく失敗しても最後にFGで逃げ切った試合もありましたが、そういう僥倖は何度もありません。やはり、点が取れるときには確 実に加点し、常に相手に並んで試合をドライブしていく「しつこさ」が無いと、中々強豪チームには勝てません。同様に、反則で罰退することもこういう試合で は命取りになります。技術や体力の勝負もありますが、試合に対しての集中力についても相手以上に高いレベルに保てないと、結果的につまらないミスから自滅 する結果になってしまいます。最初から最後まで、常に気持ちを相手よりも高めて1プレー1プレーに臨めるかが、試合の分かれ目になるでしょう。

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