あるOBの呟き- 第四節: vs LIXILディアーズ戦
2016/10/10

LIXILとはこれまでリーグ戦(1stステージ)では昨年対戦し敗れていますが、前身の鹿島ディアーズ時代にも9戦9敗と一方的に敗退している相手。しかし、2ndステージ/ファイナルステージでは3戦3勝とこちらでは圧倒しており、決して最近の対戦では力の差が以前ほど大きくは無いと思うものの、リーグ戦では勝利を掴む事が出来ません。今シーズンこそ念願の1勝を上げるべく、試合はK#11佐藤選手のキックオフで始まります。
リードして前半を折り返す

LIXIL二回目のシリーズは、QB#9加藤選手から、WR#7宮本選手、WR#85鈴木選手とロングパスが通り、ダウンを更新しながらボールはBigBlue陣内へ。DB#23保宗選手、DL#98森田選手が好タックルを見せるものの、LIXILはゴール前10ヤードでファーストダウンを獲得します。3rdダウンのプレーではQB#9加藤選手が走り出て、あわやTDというところをDB#29佐野選手が外に押し出し、4thダウンで2ヤードが残ります。ここでLIXILはK#14青木選手が登場。19ヤードのFGを狙いますが、ボールはポスト右にそれて失敗。難を逃れます。

続くLIXILの攻撃では、3rdダウンでファーストダウンを狙いWR#15呉田選手へパスが通ります。しかし直ぐにDB#20矢部選手がタックルをするとボールをファンブル。零れたボールを詰めてきたDB#23保宗選手が拾い上げると、48ヤードを戻してリターンTDを奪います。14-0とリードを許したLIXILですが、QB#9加藤選手はWR#18永川選手へのパスでダウンを更新。ゴール前29ヤードからは、一気にエンドゾーンを狙ったパスを投じますが、これをDB#1中谷選手がインターセプト。しかしBigBlueのオフサイドの反則でプレーは取消となり、ゴール前24ヤードでファーストダウンとなります。ここからQBキープとRB#29丸田選手のランで前進を試みるも、ルーキーコンビLB#47作道選手、LB#5コグラン選手の好タックルもあり、4thダウンショートとなり、LIXILは34ヤードのFGを成功させ、14-3とします。

続くLIXILの攻撃も4thダウンパントキックになりますが、ボールをキャッチしたWR#18上廣選手がタックルを受けファンブル。再びLIXILの攻撃となると、WR#18永川選手へのロングパスで一気にゴール前まで攻め込まれると、最後も永川選手に8ヤードTDパスが成功して21-10と詰め寄られます。

2Q残り1分26秒からのLIXILの攻撃。QB#9加藤選手のパスがテンポ良く決まり、BigBlue陣内に入ります。QBにプレッシャーは掛けるものの、逃げながらもターゲットを捜してパスを通す加藤選手は、ゴール前10ヤードでファーストダウンを獲得します。残り時間も20秒を切りこのままの点差で前半を折り返したいBigBlueディフェンスですが、WR#2中川選手へポストパターンのTDパスが成功。28-17と追い上げられたところで前半が終了します。
厳しい追い上げ、土壇場で逆転

しかしLIXILもハーフタイムにしっかり対応を準備してきます。2Q最後と同様に、WR#2中川選手、WR#18永川選手へのパスを軸にシリーズを組み立てると、WR#85鈴木選手へロングパスで一気にゴール前12ヤードへ。ここからRB#31岡辺選手が突進するとTDを許してしまいます。さらに続くBigBlueの攻撃では、2ndダウンで投じたパスをDB#24佐野選手がインターセプト。モメンタムがLIXILに傾いていきます。このピンチにBigBlueディフェンスはパスラッシュにLB#7岸本選手のロスタックルと踏ん張るものの、WR#11前田選手へのランアフターキャッチを止められずにTDを許してしまいます。これで得点は34-31となりますが、まだまだ3Q中盤。仕切り直してBigBlueの攻撃に変わります。

続くLIXILの攻撃は、ダウン更新を許すものの4thダウンパントで交替。タッチバックとなり自陣20ヤードからBigBlueの攻撃が始まります。ファーストプレーでWR#83松尾選手に37ヤードのパスが通り敵陣に入ると、RB#15鈴木選手のランの後、再びWR#83松尾選手へパスでゴール前15ヤードでファーストダウンを獲得。これで3Qが終了し、サイドが変わって4Q最初のプレーに。QB#3クラフト選手は右コーナーのWR#81栗原選手へパスを投じますが、一歩前にDB#24佐野選手が入りインターセプト。折角のチャンスを失います。

BigBlueもRB#10末吉選手のランプレーで敵陣に入ると、TE#40スタントン選手、WR#83松尾選手、WR#18上廣選手とパスでダウンを更新しながら前進してゴール前10ヤードまで進みます。この日好調なRB#10末吉選手がオープンからエンドゾーンを狙いますが、僅かに届かずダウン。次のプレーも末吉選手へボールが渡ると思った瞬間、QB#3クラフト選手は左エンドゾーン隅のWR#81栗原選手へ1ヤードTDパスを通します。4Qを半分過ぎたところで、48-38と再び点差は2ポゼッション差に広がります。LIXILは自陣23ヤードからのスタートになります。ここに来てQB#9加藤選手のパスが冴え、BigBlueディフェンスはタックルで止めるのがやっとの状態。残り時間を考えると、時間を消費させる事も必要ですが、テンポ良くゴール前に進むと、最後はWR#15呉田選手へ4ヤードTDパスが成功。得点は48-45と3点差まで詰め寄られます。

残り42秒からのBigBlueの反撃。後に下がって守るLIXILに対して、WR#83松尾選手、WR#81栗原選手と20ヤードのロングパスが通り敵陣に入りますが、ここからのパスが通りません。RB#10末吉選手がドローで10ヤード進むも、残り4秒。最後はエンドゾーンにいるTE#40スタントン選手へヘイルメリーパスをクラフト選手が投じますが、手前でLB#10安藤選手がインターセプトキャッチ。試合終了となりました。
気持ちを切り替えて次の試合へ

そんな中で一つプラスなのは、クラフト選手が復帰した事です。60%を切るパス成功率や4被インターセプトは不満ながらも、リーグ戦残り2試合に向けて攻撃に厚みが生まれました。初の実戦という事で、レシーバーとのタイミングが合わない場面も多くありましたが、OBIC戦までにどれだけ修正できるかが勝利の鍵になりそうです。
あと一歩で勝利を逃した悔しさは計り知れないものではありますが、上位チームに対して互角に対戦できる力を付けている事は確かです。まずはリーグ戦を6位以上で通過しプレーオフを回避するために、次のOBIC戦に集中して欲しいと思います。OneBLUE! Go BigBlue!
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