SHINZO’S FILE Vol.2: 安全 | オープン

2017/04/03

第1回AFMフットボールカンファレンス」でもプレゼンテーションさせてもらいましたが、米国では急速に安全対策に対する取り組みが促進されています。脳震盪対策に対する取り組みはもちろんですが、用具や技術の面でも目まぐるしく新たなものが開発されております。

技術指導のポイントとしては
  1. ヘッドダウンを避ける
  2. 頭部でのコンタクト頻度の減少
昨今の指導者には、これら安全面に配慮しつつ、効果=結果が求められます。

私自身も日本協会のメンバーとして最新の技術やトレンドを常に追いかけてきました。そんな中、今年の1月に大きな変革を目の当たりにしました。

昨年まではタックルに関しては以下の3つのタックルメソッドが飛び交っておりました。
  1. シアトル・シーホークスが推進してきた「Hawk Tackle」
  2. USA Footballが推進してきた「Heads Up Tackle」
  3. 米国ラグビー協会が実施してきた「Rugby Tackle」
そんな中、より良いものにしようということでこの3つの団体が集まって、自らの知見をオープンにして、「ショルダータックル」というメソッドを一緒に作り上げたのです!「ショルダータックル」は名前のとおりヘルメットコンタクトを避けて、ショルダーでタックルするってことですが、3団体の要素をうまく取り入れ、安全性と効果の両方を追求した形が取り入れられております。私はこれはある種のイノベーションだと思っています。メソッドの話だけでなく、オープンって意味においてもです。もちろんいろんな背景や思惑があるのかもしれませんが、とにかくフットボールがより良くなるために全ての情報をオープンにして新たな価値を生むってことに私は素晴らしさを感じました。

だからこそ私はイノベーションを起こすフィールドに「安全」だけでなく「オープン」という文言を入れました。

言うまでもなく、IBM BigBlueではショルダータックルを導入し、取り組みを始めています。 私個人は日本アメリカンフットボール協会の一員としてたくさんの指導者に広める活動を開始しております。

オープンにすることこそが新たな価値を生み、更なる進化を遂げる原動力になると考えております。

IBMの歴史を辿るとやはりオープン化や多様性というキーワードが多々でていることから、我々IBM BigBlueのDNAそのものであることを改めて認識し、この分野の更なるイノベーションに取り組んでいきたいと思います。

IBM BigBlue
山田晋三
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